FEAUTURE特 集

金スぺ

意外な"競技"とは!?

19.01.18

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地元のスポーツ選手らを
応援する「全力エール」。
今回、ご紹介するのはこちらの男性です。

一見、華奢な体つきですが、
実は、こんな競技で注目されているんです。


名古屋の私立・市邨高校3年の前田秀隆さん。
一見、普通の高校生ですが...

"足のボクシング"といわれるテコンドーで
オリンピックを目指す前田選手にエール!

前田選手が通う瀬戸市の道場。
さっそく訪ねてみると...

「アクロバティックですね、軽やか
 あんなに足も上げるんですね
(前田選手に、、)
 Q.テコンドーって初めて見るんですけど」
(岡田アナ)

「マイナーなスポーツであまり目立たないけど
 足が高く上がるところとか
 アクロバティックな蹴りが飛び出す場面が多いのが魅力」
(市邨高校3年 前田秀隆選手)

テコンドーとは韓国で生まれた格闘技。

2000年のシドニー大会から
オリンピックの正式競技になっています。

Q.始めたきっかけは
A.「兄がテコンドーを先に始めていて
 それを父母と見に来ていて楽しそうだなと思ったので」
(市邨高校3年 前田秀隆選手)

小学校1年からテコンドーを始めた前田選手。
高校1、2年の時に全日本ジュニアを連覇、
愛知県のジュニア強化指定選手です。

ポイント制で争うテコンドー、
胴体および頭部の防具部分に
クリーンヒットするとポイントとなります。

前田選手の得意技は、、
『ターンチャギ』。

360度回転して繰り出す蹴りで、
難易度が高く、より多くのポイントが得られます。

ターンチャギに岡田アナウンサーが挑戦してみました!
見ている分にはできそうな気がしたんですが...

「視線が定まらないですね」
(岡田アナ)

相手に正確に蹴りを当てるのも至難の技ですが、
前田選手は、というと...

「強い相手だと一瞬で縮められたり
 離されたりしてしまうので
 それもしっかり想定しながら蹴っている」
(市邨高校3年 前田秀隆選手)

また、ターンチャギは、
相手に背を向けるリスクのある技なので、
決めるには相手の動きを見極める
冷静な判断力が必要といいます。

2018年の全日本ジュニアでは
精神的な焦りから技を出しきれず
惜しくも3連覇を逃した前田選手。

悔しさを胸に掲げる目標は?

「テコンドーは2分×3ラウンドだが
 長いようで短い時間。
 けっこう緊張してしまいがちで
 大切な場面で失点を多くしてしまう
 いつでも思うようなプレーができるように
 しっかりと自分の力が発揮できるよう
 これからも鍛えていきたい」
(市邨高校3年 前田秀隆選手)

心身ともに鍛えて夢の舞台へ
頑張れ前田選手!

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