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金スぺ

宅配代行ウーバーイーツに密着!

19.01.25

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10月の消費税増税を控え
注目が集まる食品の宅配ビジネス。

2018年秋に名古屋に上陸した
アメリカ生まれの宅配代行サービスも
着実に浸透している様です。
密着取材しました。


名古屋の都心部。

昼ごろになると大きな緑色の箱を
背負った自転車便が行き交う。
最近よく見かける光景だ。

これは料理専用の宅配サービス
「ウーバーイーツ」だ。

2018年10月から、
名古屋でも始まった。

出前をしていない飲食店の料理でも、
配達員が店に出向いて、
短時間で客に届けてくれるサービスだ。

ウーバーイーツは専用のアプリで注文する。

現在、名古屋ではレストランやカフェなど
約150軒が契約している。

配達を担当するのが、
ウーバーイーツと契約した
「配達パートナー」だ。

その仕事に密着した。

配達パートナーの1人、大塚翔さん。

大塚さんは普段は自動車の組み立て工場に勤務、
副業が認められているため、
主に週末を利用して配達をしている。

「もともと自衛官で
 体を動かすことが結構好きで
 体力には自信があるので」
(大塚翔さん)

大塚さんは6年間、
静岡県などで自衛官として勤務。
徹底的に鍛えた体は筋金入りだ。

ウーバーイーツからの連絡は
スマートフォンに来る。

客からの注文が入った店から、
もっとも近くにいる配達パートナーに
配達の連絡が来る。

早速店に向かう。

店で受け取った料理を、
客の元に届ける。

背負って運ぶ箱は、冷たい飲み物と、
温かい食べ物を間仕切りで分けてあるなど
店での作りたてを届けられる工夫がされている。

「非常に丁重な対応で
 とても助かりました
 これからも使いたいと思ってます」
(利用客)

1日20件ほど配達をし、
2万円近く稼ぐという大塚さん。

いつもはタクシーのように
町中を流している。

「何回もひたすらですね
(連絡が)入るまでひたすら流しっぱなし」
(大塚翔さん)

さすがは体力自慢。

名駅と栄、大須。
契約した店が多いこの3カ所を、
1日中走り回る。

中でも連絡が入りやすいポイントがあるという。

「ここに来ると"サラダボウル"とか、
(名鉄)レジャックとか」。
(大塚翔さん)

大塚さんもよく連絡を受けるという、
「サラダボウル」。
2年前にオープンしたサラダの専門店だ。

注文を受けてから作る、新鮮なサラダが人気だ。

ウーバーイーツと契約して以降、
認知度が上がり、売り上げが伸びたという。

「今まで(店を)知らなかった人が
 ウーバーイーツのホームページを見て
 こんな店があると知って注文する人も増えたので
 本当に売り上げが伸びていますね」
(サラダボウル 柴原由佳社長)

一方、創業160年の老舗も
ウーバーイーツを販売戦略に加えている。

老舗だけに古くからの常連が多いが、
高齢で来店が難しい客に
ウーバーイーツを使ってもらえればという。

「足が不自由だったりして
 なかなか来られない客いる
 そうした客に気軽に
(ウーバーイーツを)使ってもらえれば」
(省おどり總本店 可知美友加副店長)

「(配達要請の連絡が)入りました!」
(大塚翔さん)

料理を受け取ると、大塚さんは
鍛えた体を生かして、一気に加速。

納屋橋から上前津まで約8分。

大塚さんは料理を
温かいまま届けようと心がけている。

「最初は副業的にとらえていたが
 やっていくうちに客の笑顔や
 店の人と触れ合ううちに
 充実したやりがいのある仕事になってきた」
(大塚翔さん)

名古屋を走り回る「ウーバーイーツ」。
店と客をつなぐ新たな足になりそうだ。