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金スぺ

2年目の愛知ディオーネ 地元企業は...

19.03.08

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女子プロ野球チームの
愛知ディオーネが
一宮市に本拠地を移して
2019年で2年目を迎えます。

昨シーズン日本一になった
ディオーネを応援しようという
地元企業も増えてきています。


一宮市にある児童クラブにやってきた
愛知ディオーネの選手たち。

子どもたちにボールの投げ方や
捕り方を教えるために訪れたのだ。
      この1年、選手たちは
地域の子供たちとの交流を積極的に行っている。

兵庫県から一宮市に本拠地を移したディオーネ。
2018年はリーグ戦で2位だったが、
女王決定戦に勝ち、日本一を手にした強豪チームだ。

そんなディオーネの活躍ぶりに
地元の企業が相次いで応援に乗り出している。

名鉄西部交通が始めたのが「ラッピングタクシー」。
車体後部にディオーネの選手の写真をあしらった
ステッカーを貼ったタクシーを20台展開。
一宮市や春日井市など周辺の町をまわっている。

2018年の夏ごろから始め、
最近はラッピングタクシーを
指名してくる客もいるほどで効果は上々だ。


「我々、若者応援または女性活躍
 ということを経営理念においていて、
 そういったところが合致したということで
 今回応援させていただくことになった」
(名鉄西部交通 営業管理部・星野和俊次長)


選手を食事の面で支えている企業もある。
駅前のビルにある「カフェレストラン ICHIMO」。
練習を終えた選手たちに食事を作っているのだ。

ここでは、カフェを経営する
名古屋食糧の栄養士や調理師がメニューを決め、
営業終了後に週2~3回料理を作っている。
中でも重点を置いているのは栄養面で、
食材が偏らないように工夫しているという。

「野菜を取るのが難しかったりするけれど、
 バランスよく作ってくれるので助っている」
     (愛知ディオーネ・笹沼菜奈選手)

「自分では考えて(料理を)作るけど
 うまくできないことが多いので
 バランスよく作ってくれるのは
 本当にありがたいし
 美味しいのでいつも満足している」
 (愛知ディオーネ・金城妃呂選手)

「最初は他の店舗で食事されていたようだが
 なかなか栄養バランスがとりづらい
 メニューだったということで、
 弊社の栄養士や調理師が考えた
 栄養バランスのとれた
 食事提供をさせていただいている」
(名古屋食料 マーケティング事業部
          大橋和弥主任)

2019年の女子プロ野球は2週間後の3月23日に開幕。
選手たちは今、最後の調整をしているところだ。


「地域の方であったり企業の方であったり
 ディオーネっていう言葉を覚えて下さったり
 本当にそれが私たちの力になっているので
 今年は愛知の試合で勝てるようにやっていきたい」
(愛知ディオーネ キャプテン・寺部歩美選手)

10年目を迎える女子プロ野球は
2019年から春・夏・秋の3シーズン制に移行し、
夏のシーズンはすべて
東海地方の球場が会場となるということです。


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