FEAUTURE特 集
金スぺ
全力エール 卓球女子"新星"は新高校生
19.03.29
目標は石川佳純選手。
そんな夢を持つ
半田市出身の
女子卓球選手がいます。
4月から高校生になる
彼女の得意技とは?
強烈なスマッシュを繰り出すのは田村萌夏さん15歳。
東浦町にある練習場で田村さんを見つけました。
「ボールのスピードが速い。左利きなんですね。
卓球をする上では、有利か不利す、どちらなんですか。」
(岡田アナウンサー)
「それは有利で、
卓球をやっている人は右利きの人が多いので、
左利きには慣れていない選手が多く、試合では有利になる。」
(米田道場 田村萌夏さん)
半田市の亀崎中学校を卒業したばかりの田村さん。
小学1年生から卓球をはじめて以来、
ほぼ毎日この練習場に通っています。
成果が出たのは2017年。
サウスポーから繰り出すスマッシュを武器に
全日本選手権でベスト8に進出。
高校進学後は
インターハイ上位入賞にも期待のかかる
今注目の選手です。
「練習はつらくないですか。」
(岡田アナウンサー)
「卓球が好きなので、
1日やらないだけで不安になっちゃって。
毎日やらないと気が済まない。」
(米田道場 田村萌夏さん)
実際に田村さんのボールを受けてみることに。
「どっちに来るかはなんとなく分かるけど
(ラケットに)当てるのがやっとで、
当たったと思っても返せない。」
(岡田アナウンサー)
田村さん、
一見ふつうに打っているように見えますが、
よく見ると球の下をかすめるように
ラケットを当てて、回転をかけています。
別の角度から見てみると、回転のかかった球は
途中で軌道が曲がっていることが分かります。
この回転をかけるうち方を「ドライブ」といい、
球の動きが読みづらく、
相手を惑わせることができる田村さんの得意技です。
さらに...、
ドライブをかけながらコースを打ち分けることもできます。
「相手の動きを見て相手がいない方向に
意図的に打っています。」
(米田道場 田村萌夏さん)
日々技を磨き続ける田村さん、
高校生になると、
ライバルたちのレベルも一層上がるため、
対策が必要となってきます。
「長いラリーや早いラリーになっても
追いつける強さを持ちたい。」
(米田道場 田村萌夏さん)
田村さんの挑戦は続きます。