FEAUTURE特 集
金スぺ
"珍しい競技"で世界を目指す
19.05.24
地元のスポーツ選手らを応援する
全力エールです。
今回、ご紹介するのはこちらの中学生。
ある珍しい競技で世界大会優勝を
目指しています。
「今回の全力エールは、
このテレビ愛知からも近い
高架下が取材場所ということです」
ストリートスポーツなんですけど
ここはスケートボードですよね
曲芸師みたい」
(岡田アナ)
バイシクルモトクロスBMXを
自在に操っているのは石川凌選手。
ストリートバイクの競技で
世界一を目指す石川選手にエール!
石川選手は現在中学2年生。
BMXの中でもフラットランドという
種目に取り組んでいます。
フラットランドとは、
平らな地面だけを使って、
音楽に合わせバイクを回したり、
ジャンプしたりする曲芸のような種目。
まだまだ一般的には
知られていないスポーツです。
実は石川選手、2018年初めて
公式の自転車競技として開催された
BMXフラットランドの国内大会で、
ジュニア部門の
初代年間チャンピオンに選ばれました。
2019年も8月から行われる
全国大会に向け練習に励みます。
「え!?飛んでますね
あんな乗り方見たことないです」
(岡田アナ)
そんな石川選手の強さの
秘密はどこにあるのか?
聞いてみると...
「自分でオリジナル技を作れるところ
創造力は負けないと思います」
(八王子中学校2年 石川凌選手)
「創造力と言いますと?」
(岡田アナ)
「技のレベルはそんなに高くないけど
オリジナル技を自分で考えられるので
他の人がやらない技で戦える」
(八王子中学校2年 石川凌選手)
フラットランドは、制限時間内に
自転車に乗ったまま足をつかず
技を繰り出していく競技。
技の難易度の高さだけでなく、
"オリジナリティ"も高得点への鍵なのです。
そんなオリジナルの技を競うのが、
フラットランドの現・世界チャンピオンが
主催する「世界動画コンテスト」。
石川選手は、2019年の予選でなんと
世界の20人に選ばれ、
9月に行われる決勝を目指しています。
選ばれた技がこちら!
体をハンドルごと回転した後に、
立ち上がる動きや、
後輪から右足でジャンプして、
同じ足で前輪に飛び移り着地するところが、
世界でまだ誰もやっていない技だそうです。
そこで私もBMXに初挑戦!
初心者にもできそうな
簡単な技を教えてもらいました。
「基本のバースピンという技をやってもらいます」
(八王子中学校2年 石川凌選手)
「見本を見せてもらってもいい?」
できる気しない」
(岡田アナ)
基本の技でさえ、
バランス感覚と体幹がいるんだなって思いました。
「怖くて無理です」
(岡田アナ)
BMXには3つの競技があり、
そのうち2つはオリンピック正式種目になっています。
フラットランドも2024年の
パリオリンピック正式種目を目指しています!
オリンピックを前に、
石川選手が達成したい目標は...
「世界動画コンテストで優勝したい」
(八王子中学校2年 石川凌選手)
「勝つためには何が必要?」
(岡田アナ)
「創造力と実現する技術」
(八王子中学校2年 石川凌選手)
得意の創造力を活かし世界チャンピオンになるべく、
石川選手は練習に励みます。