FEAUTURE特 集
ザ特集
ヨリマチFUSHIMI 開業
19.12.11
オフィス街として利用者が多い地下鉄・伏見駅。
名古屋市交通局が駅構内で整備を進めてきた
商業施設が、11日、オープンしました。
「今までは通路しかなかった地下鉄伏見駅が
11日から生まれ変わりました」
(樋口記者)
生まれ変わったのは、伏見駅南側のコンコース。
名古屋で初めて駅構内に商業施設が誕生しました。
その名も「ヨリマチ伏見」。
「"ちょっと寄り道""ちょっと寄りマチ"
ここに便利で心地の良い空間が生まれます」
(名古屋市交通局 河野和彦局長)
コンビニはもちろん薬局やパン屋
ファッション雑貨を扱うお店など11店舗が並びます。
生まれ変わった伏見駅に利用者は...
「すごくすてきになった
なんかさびしかったですもんね ここ
ほこりかぶってたけど我慢しただけあった」
「子どもがいて長時間外出や
あちこち行けない
ここだったらバスや地下鉄で来て
そのまますぐ帰れる」
(利用者)
中でも、早速行列ができていたのは...
有名ブランドのスイーツを
期間限定で販売するセレクトショップです。
11日からは京都で話題の
生どら焼き専門店の商品を販売。
甘さ控え目のクリームを挟んだ
ボリュームたっぷりのどら焼きが人気です。
また、こちらのパン屋では
300円以上の買い物で100円の金券を進呈。
購入金額や数に合わせてオリジナルバッグが
もらえるお店など一部の店舗では
開業を記念したセールを行っています。
今まで駅長室や事務室だったスペースを
商業施設に生まれ変わらせた
名古屋市交通局、期待も高いようです。
「駅はただ通過するだけの"道"
乗り換えの利便ということで使われている
駅全体ににぎわいを生んで
客がお店に立ち寄ることで
是非駅にとどまっていただいて
駅=マチを目指すために整備した
次に実施できる駅があるか
時期などについてこれからきっちり
精査して慎重に検討していきたい」
(名古屋市交通局 田中将彦さん)
運賃収入以外の収益の柱に
育てることはできるでしょうか。