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ザ特集

愛知を盛り上げる!?東京五輪のホストタウンとは?

19.12.19

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東京オリンピックまで残り7か月。
愛知県では各地で"ホストタウン活動"が始まっています。

"ホストタウン"とは一体どんなものなのでしょうか?


東京オリンピックまで残り7か月 
愛知県では各地で"ホストタウン活動"が始まっています。
"ホストタウン"とは一体どんなものなのでしょうか?

17日、名古屋市で行われたのは、
東京オリンピック、パラリンピックのホストタウンサミット。
中部エリアでホストタウンを務める、
39の自治体が参加し、交流を図りました。


「オリンピックは平和の祭典と言われますけれども
 ホストタウンがその一役を担うものとして
 位置づけられたということは
 皆さま方もぜひ誇りに思っていただければ。」
(橋本 聖子 東京オリンピック・パラリンピック担当大臣)


"ホストタウン"とはオリンピックに参加する
国や地域が練習を行うキャンプ地となったり、
大会を終えた後に選手と交流会を催すなど、
大会をサポートする自治体です。
もともと、姉妹都市関係を結ぶなど
各国とつながりのある自治体が務めることも多く、
愛知県では9つの自治体がホストタウンを務めます。

そのうちのひとつが岡崎市。
岡崎市は中国とモンゴルのホストタウンとなります。
オリンピック前にはモンゴルの競技チームが練習を行います。
その競技とは...

アーチェリーです。


岡崎市は1994年に県内で行われた
わかしゃち国体をきっかけにアーチェリーが盛んになった街。
今までもモンゴルの選手が合宿を行うなど
アーチェリーを懸け橋に国際交流を行ってきました。
2019年9月には岡崎市長がモンゴルの大統領と対面。
長年の交流がオリンピックのキャンプ地採用の決め手となりました。
練習場所となるのは市内にある愛知産業大学です。


「(モンゴルのナショナルチームの方々が)
 2月と9月に2度来て試合形式の練習をしました。
 一緒に食事会をしたり、
 バーベキューをしたりして交流を深めました。」
(愛知産業大学アーチェリー部 森 花緒梨さん)


2020年、モンゴルチームを迎えるにあたって
心掛けていることもあるようです。


「(モンゴルの方たちと)言葉がなかなか通じないので
 大変なところはあるのですが、
 モンゴルの選手の方々がとてもフレンドリーなので
 言葉が通じない分来年はもっとコミュニケーションを
 しっかり取れるようにしていけたらと思います。」
(愛知産業大学アーチェリー部 丸山 瑛平さん)


ホストタウンを務めることによって岡崎市は
どんなことを期待しているのか、担当者に聞いてみると...


「東京オリンピックがきっかけとなって
 市民間交流につながっていけばいいかなと思います。」
(岡崎市スポーツ振興課 西田 淳史さん)


ホストタウンが中心となって
愛知のオリンピック熱も徐々に高まってきそうです。


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