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FEAUTURE特 集

ザ特集

レジェンド語る"ラリーの醍醐味"

19.12.24

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2020年、愛知と岐阜で
WRC、世界ラリー選手権が開催されます。

地元を拠点に活動するラリー界の
「レジェンド」に競技の醍醐味を聞きました。


封鎖した林道など、
一般道が舞台となるモータースポーツ『ラリー』。

1台ずつの車両が曲がりくねった、
路面の悪い道を順番に走りタイムを競います。

「岐阜県恵那市の、周りに民家もある静かな道が、
 実は11月ラリーの舞台となったんです。
 こののどかな道を日本を代表する
 ラリー選手たちが猛スピードで駆け抜けていきました」
(岡田アナ)


ラリー豆知識①
「ラリーは林道などを封鎖して競技を行う」


「今実際のラリーのコースとなった道を走ってもらっているんですけど、
 すごく曲がりくねった道で、ガードレールもないですし、
 ここを猛スピードで駆け抜けて行くんですよね すごいな」
(岡田アナ)

競技車両は、猛スピードで走りながらも
ナンバープレートが付いていて、普通の車のような外観。


ラリー豆知識②
「車両は街を普通に走れる程度しか改良していない」


こちらは、国内ラリー最高峰の全日本選手権で、
過去最多の8回も優勝している勝田範彦さん。

長久手市を拠点に活躍するラリー界のレジェンドを訪ね、
ラリーについてお話を聞いてきました。

「セントラルラリーで走った道を
 行かせていただいたんですよ あの林道をこれが」
(岡田アナ)

「そう、まさにこれが走りました
 あの狭い林道は80から100くらい」
(勝田範彦さん)

「うそでしょ」
(岡田アナ)

「いやほんとに」
(勝田範彦さん)

話しを聞いていると。

"カードが挿入されていません"

「カードが挿入されていません
 って一般車と同じですよね」
(岡田アナ)

「そう、ETCもついてます」
(勝田範彦さん)

「これで高速乗るんですか?」
(岡田アナ)

「乗ります」
(勝田範彦さん)

「買い物もこれで行ける?」
(岡田アナ)

「買い物もラリー車で
 エアコンは付いていない」
(勝田範彦さん)

「夏ダメですね」
(岡田アナ)

「夏ダメです」
(勝田範彦さん)

「競技には必要ない!」
(岡田アナ)

「僕の場合必要かもわからないんだけど...」
(勝田範彦さん)

「このバーも必要なものなんですか?」
(岡田アナ)

「このバーも必要
 まず第一にドライバーを守らないといけない
 ラリーの場合崖から落ちる場合もあるし、
 ひっくり返る場合もあるので、こういうバーで
 ドライバーとコ・ドライバーを守ってます」
(勝田範彦さん)


ラリー豆知識③
「ラリーは2人1組でコースを攻略」


「助手席には誰が乗る?」
(岡田アナ)

「コ・ドライバーというナビゲーターが乗る」
(勝田範彦さん)

助手席でノートを読み上げているのがコ・ドライバーです。
読んでいるのはペースノートといいます。

見通しの悪いコースで、ハンドルを切る方向や角度、
スピードなどの情報が書かれていて、
ドライバーをサポートします。

「ラリーの場合って、自分で走ってても分からない
 なんで遅いんだろうとか速かったねとか
 それを分かち合える友がいるというのは、
 かなりね、心強い」
(勝田範彦さん)

ラリーの魅力とは?

「いろいろな道を走れる
 雪道もあれば砂利道もある
 そういう道を全開で走れるのがラリーの魅力
 ダイナミックさがラリーの魅力の1つ」
(勝田範彦さん)

来年11月、愛知と岐阜で開催されるラリーの世界大会、
WRCにむけて、これからもラリーの楽しみ方を
シリーズでお伝えします。

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