STORY
第1話 二人目の女
2025年9月23日(火・祝)
成宗13年(1482年)。朝鮮王朝第9代の王、成宗(ソンジョン)は品行の悪さを理由に元妃ユンを毒殺。現場に立ち会った武官の一人ソ・チョンスは王命に従っただけとはいえ、罪の意識に苛まれる。酔っ払い、山中で誤まって崖を転落したチョンスは洞くつで目を覚ます。傍らには老師が居り、チョンスの運命に関わる3人の女性の存在を告げる。3人の女性は「妗・順・好」と表わされた。チョンスは一人目の女性が元妃ユンであることに思い当たる。
14年後、成宗を父に、元妃ユンを母に持つ燕山君(ヨンサングン)が即位して2年。いまだに老師の言葉が忘れられないチョンスは、自らの運命から逃れようと官職を辞す。
宮中の台所、水剌間(スラッカン)。最高尚宮(チェゴサングン)の姪で女官のチェ・ソングムの挙動を不審に思った女官パク・ミョンイは、そのことを気味尚宮(キミサングン)に報告。しかしその夜、ミョンイは門番と通じ女官の誓いを破ったとして捕らえられ、山中で毒を飲まされる。歴代、最高尚宮をつとめるチェ一族はその地位を守るべく権力闘争に加担、標的とした人物の食事に体調を悪化させるものを混ぜており、ミョンイが目撃したのはまさにその現場だったのだ。
ミョンイの友人で女官のハン・ペギョンはことの一端を知り、ミョンイが飲まされる毒にこっそり解毒剤を混ぜる。翌朝、川縁に倒れているミョンイをチョンスが発見。
こうしてチョンスは自分の運命を左右する第2の女性と出会ってしまったのだった。
あらすじ~第27話
第28話~第54話
- 第28話 助け船
- 第29話 一筋の光
- 第30話 新たなる挑戦
- 第31話 初めての鍼(はり)
- 第32話 無罪放免
- 第33話 うぬぼれ
- 第34話 王の怒り
- 第35話 疑惑
- 第36話 誤診
- 第37話 母・皇太后
- 第38話 丸薬の秘密
- 第39話 ヨリの企み
- 第40話 疫病発生
- 第41話 ヨンセン懐妊
- 第42話 王の病
- 第43話 皇后の決断
- 第44話 投獄
- 第45話 失明の危機
- 第46話 医局長の遺書
- 第47話 口封じ
- 第48話 チェ一族の崩壊
- 第49話 つかの間の和み
- 第50話 波紋
- 第51話 医術の心
- 第52話 誤解
- 第53話 ふたつの愛
- 第54話 我が道