STORY
第22話 世孫の冊封
2019年7月30日(火)
チョ・ジェホは重臣を集め、9歳になったイ・サンを世孫に冊封すべきだと英祖に進言。老論派は科挙での騒動を持ち出してソンを責め、大反対する。激怒した英祖はホン・ゲヒに不正の証拠を突き付け、世孫冊封を主導せよと要求。ゲヒは世子がお手元金を悪用していると英祖にほのめかし、命令を拒む。一方、貞純王后の父キム・ハングは、お手元金を持って関西に向かったミン・ウソプを尾行し…。
2019年7月30日(火)
チョ・ジェホは重臣を集め、9歳になったイ・サンを世孫に冊封すべきだと英祖に進言。老論派は科挙での騒動を持ち出してソンを責め、大反対する。激怒した英祖はホン・ゲヒに不正の証拠を突き付け、世孫冊封を主導せよと要求。ゲヒは世子がお手元金を悪用していると英祖にほのめかし、命令を拒む。一方、貞純王后の父キム・ハングは、お手元金を持って関西に向かったミン・ウソプを尾行し…。
朝鮮王朝第21代王。本名イ・グム。異母兄にあたる先代王・景宗の早逝後、老論派に推戴されて王位に就く。暗殺の危機にさらされながら世弟時代を過ごし、即位後も母が下女出身だという負い目や景宗を殺したという噂に苦しんできた。その上、10年前に始末したはずの連判状が再び現れ、英祖の地位を脅かす。
英祖の息子で、第22代王・正祖の父。のちの思悼世子。身分の差のない公平な世を目指す。世子として代理聴政を行っていたある日、唯一の親友だった睿眞画師のフンボクが殺される事件が起こる。ジダムと共に犯人を追い始めるが、老論派と少論派の熾烈な党争に巻き込まれ、英祖との対立が深刻化していく。
貸本業を営むソ・ギュンの一人娘。美しく利発で、勇敢な性格。貸本の受注や配達を手伝う一方、氷愛居士の名で推理小説を執筆している。フンボクの殺害現場を偶然目撃するが、捕盗庁に匿名で提供した情報をもみ消され、独自に捜査を開始。世子ソンに協力を求められ、秘密捜査官として事件解決に乗り出す。
世子嬪。ソンの正室で、イ・サンの母。勘が鋭く、頭の回転も速い女性。父ホン・ボンハンは王陵の墓守だったため、両班の家柄に生まれながらも貧しい幼少時代を過ごした。王妃となり、やがては我が子サンを王位に就けるという夢を叶えるため、常に政治の動きに目を光らせ、ソンの地位を守ろうと奔走する。