STORY
第4回 初恋
2018年12月13日(木)
松都教坊にも選上妓(都へ送るため選別された優秀な童妓)を献上するお達しが来た。だがペンムは、全国の教坊の妓生に芸を競わせて女楽を選ぶべきだとソン長官に提案する。チニもペンムの意気を感じ、都の女楽行首メヒャンに対しても怯まない。欲しいものは、自らの芸で感動させ“王様が流す涙”だと言い切る。
しかし稽古に専念するつもりの彼女の心は、ウノへと動き出していた。二人の距離は日に日に近づいていく。それを覚ったウノの母は、教坊まで出向きチニを呼びつける。そしてウノの目の前でチニを平手打ちする。