STORY
第14話
2023年4月7日(金)
明の使者が予定よりも早く到着し、焦燥を隠せないイ・ギュ。その頃、ハソンは王妃が身投げしようとしていたのを見つけ、慌てて止めに入ったところを刺客に狙われ矢を受けてしまう。王の不在に憤る明の使者の前に颯爽と現れたハソンは、持ち前の機転でまたも危機を潜り抜けるのだった。そんな中、明と後金の板挟みになった朝鮮。シン・チスは晋平君を密かに明の使者と引き合わせる。ハソンは大同法について民の意見を求め、行幸へ。
2023年4月7日(金)
明の使者が予定よりも早く到着し、焦燥を隠せないイ・ギュ。その頃、ハソンは王妃が身投げしようとしていたのを見つけ、慌てて止めに入ったところを刺客に狙われ矢を受けてしまう。王の不在に憤る明の使者の前に颯爽と現れたハソンは、持ち前の機転でまたも危機を潜り抜けるのだった。そんな中、明と後金の板挟みになった朝鮮。シン・チスは晋平君を密かに明の使者と引き合わせる。ハソンは大同法について民の意見を求め、行幸へ。
幼い時に両親を亡くし、乳飲み子の妹ダルレと共に道化一座を率いるガプスに引き取られて育つ。唯一の肉親、ダルレを大切にしている妹思いの兄。全国各地を放浪し、王様や両班など当時の支配階級に扮して風刺劇を演じる道化であるハソンは物真似の天才で、行く先々で笑いを巻き起こす。王様とうり二つの姿形とその物真似の才能により都承旨イ・ギュに見いだされ、王の代わり役を引き受けることになる。
朝廷の官吏ユ・ホジュンの娘で、民を大切に思う善良な国母。父と懇意にしていた都承旨イ・ギュの勧めでイ・ホンの正室になる。薬におぼれて心を病み、聖君の道から外れていくイ・ホンとは距離を置いていたが、ある日突然、人が変わったように優しくなったイ・ホンに、東宮時代の温かいイ・ホンの姿を見つけ、再び心を寄せるようになる。
この世に生まれ落ちると同時に母親を亡くし、父親が寵愛していた側室を殺したという理由で父親からは疎んじられ、親の愛を知らずに育つ。都承旨イ・ギュの勧めでユ・ホジュンの娘ソウンを正室に迎え、一時は心に平穏を取り戻す。父親の崩御で王位に就くが、人間不信に陥り、異母弟である敬仁大君の命をも奪ってしまう。その後も悪夢におびえる日々を過ごし、心身ともに病む。
王命の伝達や王への報告を行う都承旨(今で言う首席補佐官)。良家の子息として生まれ、優秀な頭の持ち主。もともとは情に厚く慈悲深い性格だったが、師匠と仰ぐキル・サムボンが獄中で死んだことにより、冷徹で計算高い性格となる。身分の分け隔てなく、全ての民が幸せに暮らせる世の中を作ることを夢みていて、国を守るためにはどんな犠牲もいとわない。イ・ホンそっくりのハソンを見つけ、ハソンを王の代わり役に仕立てることを思いつく。