浪漫ドクター キム・サブ

STORY

第10話

2024年2月2日(金)

偶然、事故現場に遭遇したドンジュとソジョン。応急処置を施すが手に負えず、応援を呼ぶ。事故の患者の中にはトルダム病院を監査中であるチェ監査官の娘ウンソルもいた。ウンソルはチャイルドシートに座っていなかったため重傷を負う。運ばれてきた娘を目にし、心が揺れるチェ監査官。キム・サブは治療の禁止を命じられていたが、“何としてでも助ける”と手術を行う。一方ト院長は、ドンジュを味方に付けるため呼び出し、ある提案をするが…

CAST

外科専門医。世の中で手術が一番簡単だと思っていた医者。
貧乏な家庭に生まれたドンジュは貧しさのせいで救われない人生を送るのが嫌で、生まれ持った頭脳と根性と粘り強さで医者という職業を選び、贅沢な人生を目指す。ドンジュがそうするのは、15年前のある出来事のせいだ。15年前、会社でリストラされたドンジュの父はある日の夜中、突然胸の痛みを訴え倒れ、病院の救急救命室に運ばれたが、有名な政治家の治療があり後回しにされ、手術の途中で亡くなってしまった。14歳だったドンジュは人の命にも優先順位があるという残酷な現実を幼心に知る…

心の温かい熱血外科医。あだ名は「イカレくじら」。
明るくて温かい人柄のソジョンは、患者が危険な状態になるたび、狂ったように叫ぶのであだ名が「イカレくじら」だ。大声を出すのは患者の前で恐れている自分へ喝を入れるためである。彼女が初めて経験した死は一瞬の間に起きた交通事故による母の死だった。病院の霊安室で自分の後見人を申し出る男に出会うのだが、彼女はコデ病院のト・ユンワン院長が、母の写真で自分の父だということを知っていた。この後見人のおかげで彼女は勉強を続け、11年後にコデ病院の実習医として勤務する…

国内唯一のトリプルボード外科医。自らを「浪漫ドクター」と称する変わり者。
本当の名はプ・ヨンジュ。一時神の手と呼ばれていたが、今は自らを「浪漫ドクター」と称してひっそりとした生活を楽しんでいる変わり者。今はキムサブと呼ばれている。彼がメスを握れば誰もが助かるという噂で各界の著名人、政治家まで彼の手術を受けようと必死だった。口コミは広がり、彼を待つ患者の数は増えるばかり。そのお陰で外科専門医になり3年目で漢江が見渡せる高級マンションに暮らし、彼に随行するチーム員は6人以上。そんな彼が忽然と医療界を去った。売れっ子の医者だった彼がなぜ突然消え去ったのか…

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