STORY
第46話
2024年1月9日(火)
インスクは家に戻るようテジュに言い、ミリも二人で戻ろうと提案する。一方、病院で精密検査を受けたソンジャは、末期の肺がんで余命3か月と宣告される。ジョンスはテジュを呼んで自分の負けだと言い、生まれてくる子のために家に戻ってきてくれと頼む。ヘミはジョンスに、ミリが出産するまでは家に置いて、孫が生まれたら子供だけ奪ってミリは追い出せばいいとそそのかす。病気のことを言えないソンジャは、ひとりで思い悩む。
2024年1月9日(火)
インスクは家に戻るようテジュに言い、ミリも二人で戻ろうと提案する。一方、病院で精密検査を受けたソンジャは、末期の肺がんで余命3か月と宣告される。ジョンスはテジュを呼んで自分の負けだと言い、生まれてくる子のために家に戻ってきてくれと頼む。ヘミはジョンスに、ミリが出産するまでは家に置いて、孫が生まれたら子供だけ奪ってミリは追い出せばいいとそそのかす。病気のことを言えないソンジャは、ひとりで思い悩む。
‘亭主関白な夫+嫌味な姑+貧乏’3種セットをすべて備えた典型的な韓国の母親。三人の娘たちに自分と同じ人生は歩ませまいと、あくせくと生きてきたソルロンタンの飲食店社長。長女の育児ヘルパー兼家事手伝い役まで果たすため苦労が多いが、娘を助けることにやりがいをもって耐えてきた。とにかく生活するだけで忙しかったが、いつかは娘たちと一緒に幸せになりたい。
長女。会社の仕事、娘の幼稚園の登園・降園、それに毎日のように苦しい事情を訴える母まで…。一日24時間じゃ足りないミソンは、忙しいにも関わらずいつも娘のダビンの世話をしてくれる母に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。ある日そんな母から突然「遊びに行こう」と連絡が来たが、結局母はどこにも行けなかった。病床に伏せる中でも娘たちの冷蔵庫の中について心配をする母の姿に、ミソンは涙を流すのだが…。
結婚もせずひたすら能力だけで大手企業の部長になった「ゴールデンガール」、次女のミリ。実母は財閥と結婚しダイヤの指輪をつけているのに、一人で3人の娘を育ててきた今の母は今も貧しい暮らしをしている。それが可哀相で、母に会いに行く時はいつもオシャレな服を買ってプレゼントする。役員になって実母を嘲笑ってやりたかったのに、ここ3年間ミリのそばで働いてきた後輩テジュの名前が、「役員昇進人事」のリストに載せられた。裏切られたような気分と絶望感を感じ、テジュの顔に辞表を叩きつけるのだが…。
オーナー一家の息子であるにも関わらず、採用試験を受けて入社、3年間社員として働いたテジュ。ここ3年間、先輩のミリに怒られながらも真面目に仕事をしてきたお陰で、オーナー一家の人だと疑われずに過ごせた。そんなミリに魅かれたテジュはいつかはきっと事実を言おうとしたが、結局言えないまま「役員昇進人事」の発表でミリを裏切ることになってしまった。戻ってくださいと謝るテジュ…。果たしてミリは、テジュの心を受け取るだろうか。
若い頃から全国の様々な文学賞を受賞した新人小説家だったが、9年間仕事もなく引きこもっている。家の困り者。それに8年間付き合った彼氏はドラマ作家として大成功し、結局別れを告げられたミへは復讐心に燃えている。一方、昔に自分の小説「二十歳は冬」を認めてくれたある編集長の出版社に新しい小説「三十歳は秋」の原稿を送ってみるが、戻ってきたのはその編集長の息子からの冷たい断り。腹立ったミヘは彼の出版社を訪れるのだが…。
長く働いたシリコンバレーを離れ、編集長だった父の仕事を継いで出版社の代表になった。父の遺品を整理していた中、父が生前大切にしていた「二十歳は冬」という本を見つけ思い出に浸るウジン。そんなある日、出版社に届いた「三十歳は秋」と書かれた原稿…。出版社まで訪ねてきたあの作家をウジンは迷わず追い出したが、近くの屋台で再会した二人。父の好きだった作家でもあるし可哀想にも見え、彼女の前に座ったら…。さっきまであんなにも怒っていた彼女が今度は泣きついてくるのだ。「助けてください!!」と…。