STORY
第35話
2023年6月5日(月)
スベクヒャン王女の告発によってヘ・ネスクは投獄され、ウネ王妃は王女に怒りをぶつける。一方、ソルランは、遠目に見た王女の姿が妹のソルヒに似ていることに驚く。そんな中、スベクヒャンは高句麗(コグリョ)の将軍ウルミルと密会し、本物の高句麗の刺客を捕らえさせてくれるよう頼む。
2023年6月5日(月)
スベクヒャン王女の告発によってヘ・ネスクは投獄され、ウネ王妃は王女に怒りをぶつける。一方、ソルランは、遠目に見た王女の姿が妹のソルヒに似ていることに驚く。そんな中、スベクヒャンは高句麗(コグリョ)の将軍ウルミルと密会し、本物の高句麗の刺客を捕らえさせてくれるよう頼む。
百済(ペクチェ)の第25代王 武寧(ムリョン)王とチェファとの悲恋の末に生まれた娘。素朴な性格の持ち主であり、夜遅くに機織りをする母親の横で眠る生活に幸せを感じる平凡な女。妹ソルヒに王女の地位を奪われ、百済の諜報団の一員となる。
月よりも美しいと言われるほどの美貌を持つ女。伽耶(カヤ)の村でソルヒの名を知らない者はなく、ソルヒを見て心を奪われない男はいなかった。しかし、落ちぶれた伽耶の地を抜け出したいと思っていたソルヒは、母親が夢うつつに話してくれた華麗な百済(ペクチェ)にいつの日か行こうと心に決める。
東城(トンソン)王の息子だが、幼い頃に入れ替えられ、武寧(ムリョン)王の息子として育てられる。後に第26代王 聖(ソン)王となる。事にあたる時は氷のように冷たいが、民にはこの上なく寛大な、名実共に帝王の逸材。武寧王を助け、百済(ペクチェ)の復興にすべてを賭ける。
武寧(ムリョン)王の息子だが、“息子のチンムを守ってほしい”という東城(トンソン)王の遺言を守る為、父である武寧王によって入れ替えられ、東城王の息子として育てられる。その為、父親が殺され一日で太子の地位から永遠に引き摺り下ろされたと思っている。
百済(ペクチェ)の中興時代を開いた覇王。16官位の1番目である佐平(チャピョン)として戦に明け暮れていた頃、チェファと密かに情を通じており、子を授かるもその事実を知らずにいる。東城(トンソン)王亡き後、武寧(ムリョン)王として即位する。
ソルランとソルヒの母親。武寧(ムリョン)王の唯一の女性。しかし、恋人だった武寧王によって父親が殺される。武寧王を愛し続けることも、忘れることもできず、言葉が話せないクチョンと共に百済(ペクチェ)を離れ、伽耶(カヤ)に隠れる。クチョンと夫婦となり、武寧王の娘ソルランを育てるが、武寧王を狙っていたチンムの企みにより両目を失い、命の危険にさらされる。