放送内容

　世界的タンクメーカー「森松工業」を大特集！
マンションやビル、ホテル、上水道の配水池などで、水を安全に守るのが“タンク”の役目。中でも業界をあっと驚かせたのが、丈夫で衛生的な“ステンレスタンク”の発明だった！

　岐阜県・本巣市にある巨大工場に潜入すると…水に浸したステンレス板が燃える～！
かと思えば、今度は“曲げ技”のオンパレード！筒型のボディにピタリと合う、圧巻のふた作りに息をのむ！
　飲料用の“ステンレスタンク”の表面には、ポコッと球のような膨らみが！一体、何のためなのか？工場では、平らなステンレス板をマシンにセットすると、あっという間に“球”の形が出来上がる。しかも、成型に身近な“アレ”が使われていた！

　今や世界的なタンクメーカーとして知られる森松工業。その原動力となった「ステンレスタンク」を発明したのは、18歳で社長に就いた松久信夫氏（現会長）。
　しかし、当時はプラスチックの安いタンクが全盛で、どこに持ち込んでも門前払いを食らう始末。造船メーカーからは「下請けにならないか」と持ちかけられ、瀬戸際に立つことに。
　そんな誘惑をはねのけ、岐阜発ワールドカンパニーへの足がかりを作ったのは、半端じゃない行動力にあった！知られざるヒット商品の誕生秘話を再現ドラマでお届け！