夕方のニュース番組「5時スタ」の記者として、毎日様々な場所に取材に行っています。取材した内容をニュースで放送するために、原稿を書いたり映像を編集したりして、夕方の放送時間を迎えます。また、ニュース番組内で放送している天気予報のコーナーの中継スタッフとして、中継現場の進行などの役割を担当することもあります。
初めて取材に行ったニュースがテレビで流れたときのことが特に印象に残っています。家族が番組を録画していたので、担当したニュースを帰宅後にテレビで見たのですが、「取材したニュースがテレビで本当に流れてる…!」と感動しました。画面越しに仕事の成果を見て、テレビ局に入社したという実感がやっと湧いたことをよく覚えています。
分からないことはなるべく早く解決するということをいつも心がけています。配属から半年ほど経った今でも正直まだまだ分からないことだらけですが、幸いにも頼れる先輩がたくさん周りにいるので、困ったときは先輩方にすぐに聞いて解決するようにしています。
部署内には20代、30代の年齢の近い先輩もいて、仕事のことはもちろんそれ以外のことでも話しやすい雰囲気です。他部署の先輩方も社内で会うと気軽に声をかけてくださいます。担当したニュースや企画の放送後に「見たよ」と報告してくれたり、感想を伝えてくれたりする先輩もいて、あたたかい会社だなと感じています。
研修期間が比較的短いため、現場に早く出ることができるところがテレビ愛知だからこその「あたりまえ」だと思います。私は部署に配属されてから1週間ほどで先輩の同行なしで取材に行き始めました。正直最初は不安でいっぱいでしたが、実践してみなければ分からないこと、覚えられないことがたくさんあったので、早くから現場に行かせてもらったことは結果的に自分のためになったと思っています。
番組でも、配信コンテンツでも、イベントでも、形にこだわらず、自分で1から考えた企画を実現させたいです。テレビ愛知には若手でもチャレンジしやすい環境があるので、「いつか」と先延ばしにせずに積極的に企画を提案していきたいです。
「人の心を動かすような仕事がしたい」という思いを軸に就職活動をしていました。その思いを踏まえてテレビ局を志望したのは、テレビ離れが進んでいると言われていても、まだまだ世間に対するテレビの影響力は大きいと感じていたからです。多くの人が触れるメディアだからこそ伝えられること、届けられるものがあると信じてテレビの仕事に携わりたいと考えていました。
大学時代は映像制作や映像を活用したビジネスなどについて学ぶ学部に通っていました。課外でも学部の仲間と一緒に自主映画制作に励んでいました。プロデューサーをしたり、脚本を書いたり、素人ながら様々な役職に挑戦していました。また、大学3、4年生の間には卒業制作として、「耳が聞こえる人と聞こえない人の間でのコミュニケーション」というテーマでドキュメンタリー作品の制作に打ち込んでいました。学生時代の経験は今の仕事にもつながっていると思います。
就職活動中ほど自由に自分の未来の姿にイメージを膨らませることができる時間はなかなかないと思います。どんな仕事をして、どんな自分になっていたいか、ぜひたくさん想像して、自分が1番わくわくできる選択をしてほしいと思います。もしその選択がテレビ愛知だったなら嬉しいです。