善徳女王

STORY

第30話 神権問題

2021年12月14日(火)

王室と王の権威が弱まるのではないかと、王は瞻星台建設の件に反対していたが、ミシル側はあっさり受け入れる。瞻星台を建てても、民に理解することは到底無理と考えていたのだ。すっかりトンマンに感化されたピダムは、彼女に仕えたいとムンノに申し出る。トンマンが王女になったことを知ったムンノは、それを確かめに宮廷へ。

CAST

チンピョン王とマヤ夫人の間に生まれた双子の妹で、のちの善徳女王。双子が誕生すると王族男子が途絶えるとの言い伝えにより存在を隠され、侍女のソファに育てられる。姉のチョンミョン王女と出会って自分が王女であると知ると、キム・ユシンの協力を得てミシルとの戦いに挑む。

トンマン王女の双子の姉。華やかな宮殿で美しく育ち、夫のキム・ヨンスとの間に息子チュンチュをもうける。ミシルを警戒して感情を隠しているが、権力の情勢を見極めて逆転の機会を狙う。トンマンを王女に擁立しようと尽力し、キム・ユシンに秘めた愛情を抱く。

伽耶出身の花郎徒のリーダー。幼い頃から武術に長け、冷静沈着な努力家。ミシルの手下に命を狙われたチョンミョン王女の命を救ったことでソラボルに呼ばれ、トンマンを自分の郎徒(ナンド)として鍛える。やがてトンマンを愛するようになるが、三国統一の夢のために同志になる。

新羅の歴代王妃を輩出してきた王妃族の系列。ずば抜けた政治感覚と美貌を武器に歴代王を操って宮廷を我が物にしようとする妖女。神通力を持つとされて神政政治を行い、チンピョン王の権力を抑圧する。夫のセジョンを王座につけようと策略をめぐらせ、トンマン王女と対決する。

ミシルがチンジ王を誘惑して産んだ息子だが、正妃になる目的を果たせなかったミシルに生後間もなく捨てられる。ムンノに育てられ、自由奔放だが武術に長けた青年に成長。ミシルの手下に命を狙われたトンマン王女を助けて友情を育む。後に自分の出生を知り…。

チョンミョン王女の息子で、のちの新羅第29代王・武列王。思慮深く冷静で、トンマン王女やキム・ユシンとともに三国統一の礎を築く。

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