第12話 眠れる龍
2017年12月14日(木)
天然痘が流行し、都は大混乱に陥る。トハとリンは疫病神の仕業だと疑うが、ムソクは魔物の存在を全否定する。一方、キサン君はスリョンを拷問にかけ、尋問を始める。その場に現れたパク・スジョンは、尋問より天然痘への対応を優先すべきだと冷静に進言するが…。サダムの計略により、民の間ではリンが兄の王位を奪うために疫病神を呼んだという噂が広まっていた。サンホンは四寅斬邪剣を手に、たった1人で疫病神を倒しに行くが…。
2017年12月14日(木)
天然痘が流行し、都は大混乱に陥る。トハとリンは疫病神の仕業だと疑うが、ムソクは魔物の存在を全否定する。一方、キサン君はスリョンを拷問にかけ、尋問を始める。その場に現れたパク・スジョンは、尋問より天然痘への対応を優先すべきだと冷静に進言するが…。サダムの計略により、民の間ではリンが兄の王位を奪うために疫病神を呼んだという噂が広まっていた。サンホンは四寅斬邪剣を手に、たった1人で疫病神を倒しに行くが…。
王位継承第一位でありながら、父王ヘジョンの乱心と崩御により母を亡くし、宮廷をも追われた。その不幸な生い立ちから“月下王子”と呼ばれているが、本人はいたって自由奔放に暮らしている。ノリが軽く女好きでしばしばムソクを呆れさせるが、子供時代に負った心の傷と、「鬼神が見える」という誰にも言えない秘密を抱えている。自分と同じ能力を持つトハに心を開き、次第に惹かれていく。
王直属の武官。朝廷の実権者パク・スジョンの甥で、リンとは幼い頃からの知り合い。文武両道のエリートで、冷静実直かつクールな性格。キサン君の命令で仕方なくリンの護衛兼監視役をしているが、奔放なリンとはそりが合わない。肉親を早くに亡くし、病に冒された妹を救えなかったことを悔やんでいる。女性とうまく接することができず色恋沙汰は苦手だったが、明るいトハの存在が気になり始める。
白頭山に住むマゴ族の娘。幼い頃に唯一の肉親である姉ヨンハがヨンシン族に連れ去られ、その後は巫女として成長する。大自然の中で育った野生児で、天真爛漫でタフ。自分の身を守れるほどの武術の心得がある。姉を捜すために都にやってくるが、読み書きもできず、お金さえ知らない田舎者で、身勝手なリンに振り回され悪戦苦闘する。
パク・スジョンの娘で、恵民署で貧しい領民達の看護をしている。一見おしとやかな良家のお嬢様に見えるが、実際はプライドが高く行動的。良識を重んじる真面目な性格で、怠惰に暮らすリンを諌めたりすることも。幼い頃からリンを一途に想い続けているが、リンと親しくなっていくトハに嫉妬し、2人の仲を引き裂こうと画策する。