軍艦島
7月5日夜、明治日本の産業革命遺産が、世界遺産に登録決定しましたね!
決定までに韓国との色々もあったようですが・・・、それはひとまずおいておいて、
おめでとうございます!!!ですね♪
先週7月4日の激論!コロシアムで長崎から中継をおこない、
軍艦島を世界遺産にする会の坂本さんにお話を伺いました。
登録決定の瞬間には残念でしたが間に合わず
また中継では放送の都合上ほんの少ししか話を聞くことができませんでしたが、
私が現場にいる間にたくさんのお話をして下さいました。
坂本さんは小学6年生の頃から19歳まで、実際に軍艦島に住んでいましした。
軍艦島は南北約480m、東西約160m、周囲約1.2kmの小さな島。
人口密度は当時、東京の9倍。世界一人口密度の高い島だったそうです。
良質な石炭が採れるということで栄えたのですが、
まったく自然がなかった島なので蚊もおらず
緑を増やそうと思っていたのだがなかなか叶わなかったため、
周りのコンクリートに緑色の塗料を塗っていたんだそう。
また、当時三種の神器をよばれていたうちのひとつ「テレビ」。
高級品だということで一般の普及率は9%でしたが、島内ではなんと100%。
一家に一台テレビがあったんだということです。
炭坑で働く人たちはそれほど大変な労働をして高給をもらっていたということですね。
その軍艦島も、閉山と共に無人島に。
今は誰もいない、どんどんと朽ちていく島ですが、坂本さんにとっては「大事な故郷」
その故郷がどうなっていくのか見守りたい、という気持ちから
「軍艦島を世界遺産にする会」としての活動を続けてきました。
坂本さんは、「ただの観光地にしたくない」
軍艦島を通して、日本の未来やそれぞれの故郷を、考えるきっかけにしてほしいと語ってくださいました。
お話を伺った翌日の7月5日、軍艦島に行ってきました。
2年前にも軍艦島に行ったことがあるのですが、
話を聞いてから行く軍艦島、また違った凄みが感じられました。
最後に。長崎で食べたちゃんぽん。
(結局食べ物・・・!?)