お米の旨さを引き立てる名脇役「ご飯のお供」が、愛知県にはいっぱいあるってこと忘れていませんか?
見た目はひっそりと地味だけどついついおかわりしちゃう隠れた名品を食べ比べ!
数ある愛知県のご飯のお供から番組が厳選した6品を食べ比べします。
自分が1つ買うならどれだ!という1品を最後に選びます。
まずは、名古屋市から!
国も認めた!海苔ふりかけの女王!
エントリーNo.01
『名古屋嬢 ふりかけ のり子さん』
リピート率、脅威の80%以上!
水産庁長官賞という名誉ある賞も頂いています。
何がスゴイのか?
それは、海苔の質。
極上の味付け海苔がたっぷり!
ただの海苔ふりかけと思ったら大間違い。
味や食感にとことんこだわっているんです。
老舗海苔問屋。「荒木海苔店」。
発売から11年。今では売れすぎて端切れが集まらず、
高級板海苔を粉砕して使うことも
いざ、審査!
続いて、美浜町から驚きの品!
エントリーNo.02
生たまご、「海老もっこり」
「もっこり」って何のこと?
その答えは...黄身。
この弾力こそ、味が濃厚な証拠。
その秘密は!?
海老せんべいで黄身がもっこり!
だから「海老もっこり」なんです!
世界初の飼育法で、今や全国から注文が殺到!
激うまの「卵かけご飯」が食べられると大評判!
愛ちゃん佳菜子ちゃんの審査は...
愛ちゃん、海老もっこりの卵かけご飯を完食!
三つ目は...
エントリーNo.03
「濱納豆」
納豆ですが
糸はまったく引きません。
実はコレ、かの家康公も好物だったという!
濱納豆とはどんな食べ物なのか?
生産会社は日本におよそ10軒。
愛知県には豊橋市にあるこの一軒のみ。創業140年の國松本店。
國松本店社長の國松さんに濱納豆について伺ってみました。
栄養満点!
しかし、完成までに苦労が多く今では愛知県でこのお店だけに...
今回特別にその作り方を見せてもらいました。
麹菌をつけた大豆を塩水に漬けて発酵させ、
6ヶ月眠らせるとこんな状態に...
今度はそれを天日干しにし、うま味をじっくり深めていきます。
手間のかかる作業だけに...
先人の知恵が詰まった激レア納豆の味は?
國松社長オススメの食べ方
続いてのエントリーは...
豊川市からのエントリー!
甘くて旨味たっぷり!奇跡の甘露煮
エントリーNo.04「メヒカリの甘露煮」
メヒカリの甘露煮を作れるのは、日本でも数か所。
その代表格が、三河産!
どこよりもおいしく、形も美しくと全国的に評判なんです!
実はメヒカリ、その旨さは知られていても、足が早く、
煮崩れしやすいため、甘露煮作りは難しいとされてきたんです。
しかし愛知のそれは、他県の水産加工会社から「奇跡」と呼ばれていました!
作っているのは、三河湾のすぐそばにある
「平松食品」。
大正時代から続く老舗の佃煮屋さんです。
鮮度が良いものを手に入れるのが必須条件!
さらに、奇跡を生み出したのは、
三河地方で長年培われてきた佃煮の製造技術です。
まず、水揚げされたメヒカリを、その日のうちに素焼きにし
表面がきつね色になるまで焼き上げます。
それを一晩寝かせたら、
いよいよ「炊き上げ」!
炊きすぎて身が崩れないよう、
タイミングをはかり、慎重に鍋から出します。
見事、魚の形をそのままに。
これが奇跡といわれる所以!
老舗の技が詰まったメヒカリの甘露煮は、
身が柔らかく、噛むほどに甘~い露が...
まだまだ愛ちゃんの胃袋は満たされていない!?
続いては...
エントリーNo.05
太田さんの「かりもり粕漬け」
道の駅に並ぶと瞬く間に売れてしまうことから、
「幻の漬物」と呼ばれています。
かりもりとは白瓜の1種で、愛知の伝統野菜にも認定。漬物に最適な野菜なんです。
気になったスタッフは、太田さんに会いに清須市へ。
こちらが漬物名人太田ゆみさん、御年86歳!
爆売れの粕漬け。作り方を聞くと、
最初に連れて行ってくれたのが...
かりもりの畑へ!
すると...
お客さんから注文とお礼の電話がかかってきました。
20歳のときに清須に嫁いだ太田さん。粕漬け作りは、嫁の仕事でした。
40代のころ近所の主婦と、地元の朝市にかりもりの粕漬けを出すと大人気に!
しかし、今では太田さんただ一人に...
かりもりは4月に苗を植え、8月に収穫します。
収獲したら、すぐさま半分に切って、種を抜き、
塩をつけて1か月以上漬け込みます。
塩漬けが終わるころ、粕床作りを開始。
酒粕と砂糖を丁寧にかき混ぜクリーム状に。
塩が抜けたら本漬け用の粕床に赤ザラメを加え、さらに練り込みます。
ここからが大変。 3か月ごとに酒かすを入れ替え、およそ1年かけ本漬けを繰り返すのです。
1年の歳月をかけた『太田さんのかりもりの粕漬け』。
白米を極上の味に変える魔法の粕漬けです。
最後は豊田市からエントリー。
エントリーNo.06
「ゆたか牛 しぐれ煮」
ご飯のお供に1500円も払えないと、眉をひそめるあなた。
でもこれ、今話題のブランド牛「ゆたか牛」を使った逸品なんです。
ゆたか牛をブランド化したのは、
こちら谷澤牧場。
出荷するのは年間40頭だけ。
旨味の深い上質な肉で、今多くのシェフから注目を集めています。
その赤身をさらにおいしくする秘策が「氷温熟成」。
肉が凍るか凍らないかの温度帯で30日間熟成させると、
美味しさが増し、脂もまろやかになるんです。
食王国・愛知で見つけたご飯のお供6品!
愛ちゃん佳菜子ちゃんが選んだ1品とは!?