突然ですが、問題です!
答えは、鬼瓦!
屋根の端に置かれ、古くから厄除けとして飾られてきた「鬼瓦」。実はこうした陶器瓦の全国シェアは、
西三河地方がおよそ7割も占めているんです!
今回は、鬼瓦で有名な西三河の中でも、碧南市に注目~! すると奇想天外なモノを生み出す、職人たちを続々と発見!! 一人目の職人は・・・
一体、何がくだらないのでしょう
出迎えてくれたのは「鬼福」の4代目、鈴木さん。裏手が工房になっているようで
あったのは、くだらないどころか、かなり立派な鬼瓦・・・でも今回の本命は
確かに、とてもバカっぽ~い。けれど。縁起物として新築祝いのプレゼントや店のディスプレイにと、300個以上も売れたヒット商品なんです。
たぶん・・・世界で唯一の鬼瓦作品を作る奇想天外職人!ということでユニークな鬼瓦コレクションをご紹介!
キモカワイイ「鬼瓦風鈴」。夏に向け、商品化も検討中!さらに、レンガに鬼瓦をくっつけた鬼瓦レンガ!そして!!超絶くだらない作品が・・・
ここで問題!それは一体どんな鬼瓦でしょう?
正解は・・・
正解は、世界で唯一の『鬼瓦ヘルメット』かなりの出来栄えですが、ただし!少々問題が・・・
重さが3キロもあるのに衝撃には弱く、実用性はまるでナシ!こだわりは、鬼瓦のくだらないとは言え、造形と、たて髪をイメージした、一本一本職人が手彫りで彫り込んでいます。そこには正真正銘の鬼瓦職人。何の役にも立たないヘルメットに、職人が1ヵ月半ほど月日をかけ、完全手作業で作った1点物なんです。
去年、初めて開催された大会。愛知県内の町工場20社が、自慢の技術を使って、いかにくだらないものをつくれるか、を競うというもの。
100年以上の歴史を持つ『鬼福』はこれまで出雲大社祖霊殿や永平寺名古屋別院本堂などの鬼瓦を手掛け鈴木さんも
鬼瓦の注文は年々減っていたのです。
そこで、培った技術を生かし、新たな挑戦を始めたのです。
続いては、海に近い砂地の畑で採れる名産が・・・ニンジン!中でも「へきなん美人」と呼ばれるブランドは全国区!そんなニンジンの産地に、我が道を行く作り手がいるんです!
ニンジン農家の四代目として農業を継いだ農業女子。その異名は"ニンジンちゃん"!そんなニンジンちゃんに、育て方を聞くと・・・
しゃべりながら育てる永井さんの畑には、碧南でも珍しいある特徴が・・・
西洋ニンジンと東洋ニンジンのハイブリッド「京くれない」、鮮やかな黄金色のニンジン「金美(きんび)」、くだものの柿のような食感・風味の「柿にんじん」など、こんなにも種類がたくさん
他の農家さんと同じように、大量生産のニンジンを作る傍ら、20種類のニンジンを育てているんです。そのため・・・
そして家業を継ぐにあたり、難関と言われる『野菜上級ソムリエプロ』も習得。ニンジンを学び、育てていくうちに、どんどんその魅力に取りつかれていったと言います。
今では永井さんが育てるニンジンちゃんのファンが県外にも数多くいるんです!その人気の秘密はこんな所にも・・・
消費者におススメの食べ方を伝えるため、音に例えて、ネーミングしているんです!
今まで出荷が見送られていた不揃いのニンジンを食卓に届けるメリットも。
3年前に始めたのが「えらべるにんじんちゃん」というサービス。およそ20種類の品種とニンジンの個性に合わせたおすすめの食べ方を組み合わせた詰め合わせセット!ニンジンを楽しんでほしいという永井さんの想いです。ということで、にんじんちゃんセット、二人の元にお届け!!
続いては、「ありえないで大ヒット!焼き芋界のパイオニア!!」
さむ~い冬に食べたいアツアツの焼き芋!最近では全国各地に専門店がオープン!実は今、第4次焼き芋ブームと呼ばれているんです!そんな中、ありえない発想で行列を生む、奇想天外な焼き芋職人が碧南にいるという!向かった先は・・・
その数なんと60種類以上!まさに焼き芋ワールド!ありえない種類の焼き芋を扱う「やきいも丸じゅん」の石川順一さん。
1年中焼き芋を売る日本初の専門店として、11年前にオープン!今や行列ができる人気店に!専門店ならではの楽しみ方がありました!それは・・・
ねっとり系、ホクホク系。石川さん曰く、サツマイモは大きくホクホク系と、ねっとり系の2種類に分かれホクホク系は噛めば噛むほど甘くなり・・・ねっとり系は、食べた瞬間にすぐに甘みが感じられるんだとか。
60種類の中から季節や熟成具合を見極め、常時20種類ほど店頭で販売しています。さらにお客さんを驚かせるために始めたのがカフェ!
焼き芋の新しい形を提案するため、アイスや、ポテト・・・はたまた肉で焼き芋を包んだ焼き芋ハンバーグまで!ありえない焼き芋メニューを次々に考案!そして、焼き芋の概念を覆したあるメニューが大ヒット!それは・・・
一度焼いた芋を、わざわざ冷やすというありえないメニュー!焼いた芋を冷蔵庫で冷やしただけ!なんですが・・・
この冷やし焼き芋を開発したことで、1年中焼き芋を売る日本初の専門店として開業。大手の食品メーカーからもその技術を学びに来るほど業界注目の存在に!
焼き芋界のパイオニアである石川さん。かつては、自動車部品メーカーのサラリーマンでした。それがなぜ焼き芋店を?
趣味のアウトドアで作っていた焼き芋を友達に振る舞った時、みんなが喜ぶ顔を見て、定年退職後に焼き芋店をやることを決めたんだそう。メーカー勤務時代の技術を生かし、こんなものも・・・
一般家庭でも使える100Vの電源で、1度に焼ける焼き芋の数はなんと20本!家庭で簡単にホックホックの焼き芋が作れちゃう優れもの!
気になるお値段は・・・