私の国

STORY

第3話

2021年7月1日(木)

フィが遼東征伐軍の先発隊として戦地に送られ、ヒジェはソノを責め立てる。行首(ヘンス)のソ・ソルにも失望したヒジェは梨花楼を離れ、神徳(シンドク)王后カン氏の元へ。その頃、フィは地獄のような最前線で、生き残りを賭けた壮絶な闘いに挑んでいた。傷を負ったパク・チドを介抱したフィは彼の腕に入った刺青に気づき、父ソ・ゴムとの関係を知って驚く。知略と武術に長けたフィは周囲の信望を集め、戦場で頭角を現していくが、イ・ソンゲは軍を引き返すことを決意して…。

CAST

イ・ソンゲの指揮下で北方を指揮した将軍ソ・ゴムの息子。不義を嫌い妥協しない性格で、父親譲りの優れた武術を持つ。父が処刑され、罪人の血筋だという汚名の中でも、体の弱い妹ヨンを支え力強く生きてきた。どん底の暮らしの中で最後の頼みの綱は、武科(科挙)に受かることだ。愛する人々を守るためなら何でもする、ソ・フィはその信念を持って激変の時期を乗り越えようとする。

司僕寺正(朝鮮時代の官職)ナム・ジョンの次男。容姿端麗で優れた洞察力を持つ、文武を兼ね備えた人物。母が奴婢出身のため、家系図にも載らなかったが、後継ぎだった異母兄が溺死したため、ナム家の息子として扱われるようになった。出生の痛みを乗り越えようとする彼が見る夢は、イ・ソンゲの“剣”となって世界の中心に立つことだ。

父を知らない妓生の娘で、権力と市井のすべての情報を網羅する情報集団である梨花楼で育ったが、自身は妓生にならなかった。子供のころに暴漢に襲われ母を失い、自分も命を失いかけたところをフィの父ソ・ゴムに救われる。

かつて“空を覆うオーラ”と絶賛されたほどの奇才。全身に血液をかぶり朝鮮を建国し、高麗の忠臣たちを一掃したが、彼が得たものは何もなかった。建国の功臣と呼ばれはしたが、世子にはイ・バンソクが選ばれた。王にならなければ死ぬ運命であることを誰よりもよく知っていた。

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