STORY
第8話
2021年7月8日(木)
ナム・ジョンは密書の内容が書かれた張り紙を見て驚愕し、剣を突きつけながらフィを詰問する。フィはイ・バンウォンに命じられたと答えるが、その頃バンウォンもフィの行方を追っていた。そんな中、フィは仲間と共に、密書の証人であるカンゲを捕らえに行く。フィの後を追ってやってきたヒジェはカンゲこそが母を殺した仇だと気づき、復讐を遂げようとするが…。一方、一門滅亡の危機にさらされたソノはイ・ソンゲに接見し、世子冊封を急ぐべきだと提案して…。
2021年7月8日(木)
ナム・ジョンは密書の内容が書かれた張り紙を見て驚愕し、剣を突きつけながらフィを詰問する。フィはイ・バンウォンに命じられたと答えるが、その頃バンウォンもフィの行方を追っていた。そんな中、フィは仲間と共に、密書の証人であるカンゲを捕らえに行く。フィの後を追ってやってきたヒジェはカンゲこそが母を殺した仇だと気づき、復讐を遂げようとするが…。一方、一門滅亡の危機にさらされたソノはイ・ソンゲに接見し、世子冊封を急ぐべきだと提案して…。
イ・ソンゲの指揮下で北方を指揮した将軍ソ・ゴムの息子。不義を嫌い妥協しない性格で、父親譲りの優れた武術を持つ。父が処刑され、罪人の血筋だという汚名の中でも、体の弱い妹ヨンを支え力強く生きてきた。どん底の暮らしの中で最後の頼みの綱は、武科(科挙)に受かることだ。愛する人々を守るためなら何でもする、ソ・フィはその信念を持って激変の時期を乗り越えようとする。
司僕寺正(朝鮮時代の官職)ナム・ジョンの次男。容姿端麗で優れた洞察力を持つ、文武を兼ね備えた人物。母が奴婢出身のため、家系図にも載らなかったが、後継ぎだった異母兄が溺死したため、ナム家の息子として扱われるようになった。出生の痛みを乗り越えようとする彼が見る夢は、イ・ソンゲの“剣”となって世界の中心に立つことだ。
父を知らない妓生の娘で、権力と市井のすべての情報を網羅する情報集団である梨花楼で育ったが、自身は妓生にならなかった。子供のころに暴漢に襲われ母を失い、自分も命を失いかけたところをフィの父ソ・ゴムに救われる。
かつて“空を覆うオーラ”と絶賛されたほどの奇才。全身に血液をかぶり朝鮮を建国し、高麗の忠臣たちを一掃したが、彼が得たものは何もなかった。建国の功臣と呼ばれはしたが、世子にはイ・バンソクが選ばれた。王にならなければ死ぬ運命であることを誰よりもよく知っていた。