テレビ愛知

番組表

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2017年4月3日~4月7日放送

月曜日

「東海道見附宿」2017/04/03

秋山小兵衛(藤田まこと)に、浜松で道場を開いている友人の浅田忠蔵(金田明夫)から手紙が届いた。
乱れた字で、「助勢頼む。話は見附宿の旅籠『なべ屋』の女中おさきに聞いて」と書いてある。
ただならぬ気配に小兵衛は、息子の大治郎(山口馬木也)を東海道見附宿に向かわせる。
続いて小兵衛に佐々木三冬(寺島しのぶ)、おはる(小林綾子)も旅立った。
忠蔵は宿場で大きな力を持つ酒問屋「玉屋」の跡取り息子だったが、剣術を志して若い頃に家を出て、次男の弥次郎が店を継いだ。
弥次郎も十年前に死に、今は忠蔵の叔父の伊兵衛(五味龍太郎)が当主。その伊兵衛が忠蔵を監禁していると、おさき(加藤貴子)は大治郎に言う。

【出演者】藤田まこと、山口馬木也、寺島しのぶ、小林綾子


火曜日

「誘拐-かどわかし-」2017/04/04

町を行く佐々木三冬(寺島しのぶ)の前で女が倒れた。斬られて重症で、帯の間から革の袋を取り出し、「深川蛤町に届けて」と言って息絶えた。
三冬は秋山大治郎(山口馬木也)に事件を報告した。革袋の中に筆が一本。軸から黒い丸薬状の練り香が出てきた。
居合わせた医者の小川宗哲(奥村公延)は匂いをかいで、「異国の禁制品だ」と言った。抜け荷組織が事件の背後にあるらしい。
三冬が抜け荷の一味に誘拐され、ある屋敷の地下蔵に監禁された。一味は、「女から預かったものを出せ」と三冬を追及した。
男装だが女であることも気づかれ、三冬は窮地に陥る。

【出演者】藤田まこと、山口馬木也、寺島しのぶ、小林綾子

水曜日

「騙された男」2017/04/05

秋山小兵衛(藤田まこと)、大治郎(山口馬木也)父子を知る中沢春蔵(矢崎滋)という浪人がいた。腕は立つが人生に投げやりだ。
中沢は賭場で知り合った平吉(谷口高史)という男から、「悪い侍を叩きのめして欲しい」と前金五両を渡され、詳しい事情も聞かずに引き受けた。
二日後の夜、中沢は平吉に手引きされ、酔って歩いている侍を棍棒で殴り気絶させた。翌日中沢は大治郎を訪ね、借りていた一両を返した。
そこに小兵衛と弥七(三浦浩一)が来て、小兵衛の旧友の笠原源四郎(石田太郎)が夜道で殺されたと告げる。
棍棒のようなもので殴られ、倒れているところを背中から刺された、と言う。
中沢はがくぜんとし、小兵衛は、中沢の態度が尋常でないのを不審に思った。

【出演者】藤田まこと、山口馬木也、寺島しのぶ、小林綾子

木曜日

「逃げる人」2017/04/06

秋山大治郎(山口馬木也)は田舎道で、中年の侍(古谷一行)が、ならず者に襲われた若い女を救う現場を目撃した。
大治郎は侍の腕をほめ、自ら名乗った。しかし侍は口をもごもごさせて去った。
半月ほど後。大治郎はそば屋でその侍と再会した。おたがいに好感を持ち、盃を交わしたが、高橋三右衛門と名乗る侍は、「人と人との交わりは、浅く、長く」と言う。諸国を広く歩いていたが孤独な人生らしい。
秋山小兵衛(藤田まこと)は大治郎に、「そんな出会いがあってもよい」と言った。
不二楼のおもと(梶芽衣子)は三右衛門が寄宿する寺の和尚と知り合いで、三右衛門が両替商に為替を取りに来る日を知った。小兵衛は両替商で三右衛門を見た。
妙な為替で、出雲の松江からの送金だが、次の送金の時には別の土地の別の名前の者に転送するようにして、金の行方をたどれない。高橋も偽名らしい。
松江と聞いて大治郎は、親友が父の敵と追う山本半之助ではと思った。

【出演者】藤田まこと、山口馬木也、寺島しのぶ、小林綾子

金曜日

「勝負」2017/04/07

秋山大治郎(山口馬木也)が妻三冬(寺島しのぶ)の父である田沼意次(平幹二朗)に呼ばれ、常陸笠間藩剣術指南候補の谷鎌之助(田中実)と立ち会えと言われた。
1年前、笠間藩からの要請に意次は大治郎を推したが、彼は断った。意地を張った笠間藩は、鎌之助が大治郎に勝つことを登用の条件としたのだ。
気の進まない立会いに秋山小兵衛(藤田まこと)は、「それで相手が仕官出来るのなら、負けてやれ」と言った。
三冬までが、「人助けでございます」と言う。鎌之助の妻のお久(中島ひろ子)は実家が小間物問屋で、以前田沼家で行儀見習いをしていた。
大治郎は町でお久の父親の村田屋徳兵衛(神山繁)から声をかけられた。
武家に嫁いだ娘は何かと苦労しているが、鎌之助が仕官すれば立場も良くなるはず、との親心を聞かされ、百両で鎌之助に勝ちを譲ってと頼まれる。
もとより断る大治郎だが…

【出演者】藤田まこと、山口馬木也、寺島しのぶ、小林綾子

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