様々な社会課題をスポーツのチカラで解決を図る取り組み「スポーツSDGs」。丸山桂里奈が社会課題解決の事例を深掘りします。
スポーツツーリズムは、スポーツを「する」「見る」「支える」ために人が地域を訪れ、観光や交流、消費を生み出す取り組みです。これまでスポーツ観戦を目的とした旅行では、試合を楽しみ、その土地の食や文化に触れることが中心でした。しかし今、そこに「学び」を加えた新しい旅行の形が生まれています。HISはイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーとパートナーシップ契約を結び、試合観戦だけでなく、クラブが取り組むサステナビリティについて学ぶ機会を提供しています。スポーツをきっかけに、その地域やクラブの取り組みを知り、社会課題について考える。こうした体験は、旅行者自身の意識や行動を変えるきっかけにもなります。スポーツには、人を動かし、地域とつなぎ、学びを生み、社会をより良くする力があります。観戦旅行から「観戦+学び」へ。スポーツツーリズムの新たな可能性を探ります。

丸山桂里奈
元なでしこジャパン

原田宗彦
日本スポーツツーリズム推進機構会長、京都教育大学学長