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CINEMA PICKUP シネマピックアップInterview

2020.3.2【劇場】

劇場

又吉直樹原作の大ヒット恋愛小説「劇場」が、行定勲監督により映画化。主演を務める山﨑賢人さんにお話を伺いました!

――今回の映画を通して、山﨑さんの新たな一面を見させていただいたなという印象です。実際に、主人公「永田」を演じてみていかがでしたか?

山﨑さん

結局、「当たり前なことを当たり前にする」とか、「まっすぐな気持ち」っていうのが生きていくうえですごく大事なことなんだなって気づかされました。
永田は劇作家ですが、何かを表現するっていう意味で僕自身と重なる部分も沢山ありました。人間としての弱い部分や汚い部分にも共感できましたし、すごく人間らしい映画だと思います。

――人間らしい「陰」の部分が沢山ありましたよね。
そんな永田を演じるうえでどんなことを工夫されましたか?

山﨑さん

自分の陰を出しました…!

――ええ!?どんなところ…?

山﨑さん

わかんないです…。(笑)
でも、台本や原作を読んで共感できる部分が本当に沢山あって。
ちょっとむかつくことや嫉妬するようなことがあると、別の話題をあえてふったりするところとか、わかるなーっって。
僕も仕事が忙しいと他の事が疎かになってしまったり、気を遣えなくなってしまったりするので…。人間のそういった部分をそのまま演じられたらなって思ってました。

――私、山﨑さん演じる「永田」と、松岡茉優さん演じる「沙希ちゃん」の二人の空気感が大好きでした!

山﨑さん

ありがとうございます。(笑)
ほぼ二人しか出てこない話で、夢を追いかける永田と、それを支える沙希ちゃん。お互いに甘えあっているんですよね。
監督には、「当たり前の感情で芝居しなくていい」と言われていたので、二人でこんな風に演じよう、こんなゴールにしようってみんなで話し合いながら演じて、すごく面白かったです。

――最後に一言メッセージをお願いします。

山﨑さん

映画「劇場」は、夢を追いかける人、それを応援する人、恋愛をしている人、いろんな方が楽しめる映画だと思います。
ぜひ、「劇場」を劇場でご覧ください!

映画「劇場」は4月17日(金)公開です。

インタビュー担当:天野なな実

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