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2018.10

映画「散り椿」岡田准一さんインタ③

殺陣で悩んだ話がありましたが、殺陣話、まだまだ続きます・・・!


・岡田さんが殺陣の構成を考えること自体は今までもあったんですか?

そうですね。クレジットは載せてないですけど。

今回も載せる気はなかったんですけどね。



・終わったあとエンドロールが流れてきてびっくりしました!

大作さんが「やったんだから載せろ」っていう。

誰も大作さんには逆らえないですからね(笑)。

元々やる気もなかったので、やってくれって言われて途中でやることになってしまったというか、そんな感じですね。はい。


・自分で殺陣の構成をするのはどうですか?

大作さんが「見たことないのをやってくれ」っていう風に久世さん(殺陣担当の方)にも言っていて、

見たことないっていうのは難しいですけど、

僕が思う日本の殺陣というか・・・。

殺陣の世界も国境がなくなっていっているので、

日本の殺陣、アメリカの殺陣、何とかの殺陣っていうものが。

知識が全部入るようになった今、個性がなかなかなくなったんですよね。

だからその中で、そういう時代に、壁がなくなった時代だからこそ、

考えうる日本の殺陣ってなんだろう、

刀を持った時の殺陣って何だろうってすごく考えて作った殺陣になるので

本当大変なんですよ。


こう裏で打っちゃだめとか(実際にやってみてくれる)

その当時ないものっていうのを、

久世さんに怒られながら。

じゃあチョップなら良いんですかとか(笑)

何とか逃げ道を探しながら作りましたね。

時代的な考証もあるので、

その中でもあんまりやらない、当時はあったけどやらない動きとか

たとえば下半身を狙うとか。

そういう動きはどんどん入れていったりとか。


あと出入りですね。

間合いがあってそれに入る入らないととか。

そこのスピードをあげているので速く見えるんだと思うんですけど、

そういうのを大事に、構成は作っていますかね。



さて次は殺陣以外の話題に移っていきます。

づづく☆

宇野 名都美 @ 2018年10月 8日 14:28

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