大泉洋主演の話題の映画「ディア・ファミリー」(6月14日公開)。そのモデルとなった家族の奇跡の実話。娘を救いたい一心で町工場の社長が医療機器の開発に取り組んだ…
国産初のIABPバルーンカテーテルを生み出した東海メディカルプロダクツ筒井宣政会長の歩みを紹介するドキュメンタリー。カテーテルとは血管などに挿入する医療用の細い管のこと。「あと10年、二十歳まで生きられない」。そう宣告された娘の命を救いたい一心で、知識ゼロの町工場の社長が人工心臓の開発に挑んだ。父から引き継いだ莫大な借金、心臓病を患う愛娘、知識ゼロから取り組んだ人工心臓、そして生まれた「命のカテーテル」。そこには決してあきらめない家族の愛の物語があった。