STORY
第10回「命を懸けた恋」
2021年8月20日(金)
父の敵を討とうとスヤン大君の屋敷の前にやって来たスンユ。兵士から奪った刀で晴れがましく帰宅したスヤン大君にいざ斬りかかろうとしたその時、出迎える家族の中にセリョンの姿を見つける。彼女がスヤン大君の娘と初めて知ったスンユ。彼は困惑しながらもスヤン大君めがけて飛び出していくが、すぐに捕らえられてしまう。
スンユは死んだものと思っていたセリョン。だが彼は生きていた。セリョンは目の前で捕らえられたスンユを何とか助けようとする。もはや彼にとってお前は敵の娘でしかないと母に諭されてもセリョンの気持ちは変わらない。スンユが翌日打ち首に処されると知り、一晩考えて意を決した彼女は、出掛けてゆく父の前で、スンユを殺すなら自分も死ぬと刀を首に当てる。動揺しながらも、そんな脅しは利かぬと出掛けてゆくスヤン大君…。