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インタビュー第2弾 中村優&中村静香スペシャルトーク

── 21話の海水浴場でのロケは、かなりの悪天候だったそうですね

【優】大変でした。ロケは3日間くらいだったんですが、そのうち2日は雨だった気がする(笑)。この時も結構寒かったです。この回に浜辺での訓練シーンがあるじゃないですか。オンエアでは結構短いですけど。砂浜でビーチフラッグを取ったり、走ったりというのが、本当にきつくて。そこでもリツカが一番速いくらいの勢いじゃなくちゃいけなくて(苦笑)。「早く終わって~!」と思いながら撮影してました(笑)。すごく大変でした。
【静香】この回の最初の撮影で、その訓練のシーンを撮ったじゃないですか。みんなあのトレーニングをガチンコでやってるんですよ。で、タマちゃんと隊長は「用意!スタート」って言ったりするだけの見ている係なんですけど、みんなは大変だなと思いつつも、タマちゃんはちょっと楽をさせて頂きました(一同・笑)。見ている方も筋肉痛になりそうなくらい、みんな大変そうだったので、その後でタマちゃんが湿布を貼るシーンでは、心から「お疲れ様です!」って言いました。でも海水浴場でみんな水着になっての撮影だったので、基本的には楽しんで撮影した感じでした。
【優】うん。すごく楽しかった。思い出に残ってます。撮影の合間に綺麗な夕陽を見られたりもしましたし。それと海の家のオーナーの池谷哲之助さんを演じた寺十吾さんと芝居をさせて頂いて、とても勉強になったというか一緒に芝居をしていていつもに増して楽しいと思ったんですよ。それで私も、一緒に芝居をして楽しいと感じてもらえるようになりたいと思いました。

── 哲之助さんから、男を油断させるんだと指導されるのが面白かったですが

【優】あの転んだ振りするヤツですね。リツカは新ワザを発見しましたね(笑)。あれで、転んだ振りをしたところから、ロー回し蹴りをするんですが、砂浜だったので練習していて足を擦ってしまって、ちょっと出血しつつ演じたりとか(苦笑)。それもいい思い出ですね。

── 32話ではリツカの動物好きを活かしてガイアレオンと意思の疎通を図るという展開でしたが

【優】あの話にタマちゃんのマネをさせられるシーンがあったんですが、そのシーンの撮影はその日の最後だったんですよ。ですから周りのスタッフさんも撤収作業に入ってて、食堂の真ん中で撮影している私をみんなが見てるんですよ。そこでの(タマちゃん風)演技は中村優自身としても、あまりにも周りから見られてるので恥ずかしさがあって・・・・・・
【静香】あれはまさに「Theやりづらい」って環境でしたね。
【優】その中でリアルにタマちゃんのマネを、リツカと中村優の気持ちを掛け合わせて演じました(笑)。「注目されてる!どーしよ~」みたいな。あと、この話はアフレコが大変でした。ジョウカエンやジャカスト達との長いアクションがあって、そこでの戦いながらのセリフとか、自分の限界ギリギリでセリフを言ったりとかが難しくて、自分を敢えて痛めつけながらアフレコを頑張りました。

── 新EDの感想などを伺いたいのですが

【優】すごく楽しかったです!撮影の合間にみんなで踊って練習したり。でも中々ちゃんと合わなくて「大丈夫!?」って思ったり(笑)。それとこの歌を最初に聴いた時、すごく感動したんですよ。子供向けらしい楽しい曲になっていて、そこにこれまで培われたチームワークの良さがとても出ているEDになったなと思ってます。これまで頑張ってきて良かったと思える映像になってて、私はあれを見ると結構ジンときますね。
【静香】やっぱり撮影していて楽しかったですね。チビッコたちにも本当に一緒に踊ってもらいたいし、みんなで踊りたいようなEDになったと思います。また普段はあまり笑顔をみせないツバサが、子供と一緒に踊っていたりもして、意外と可愛らしい一面も見られたりとか、そんな誰もが笑顔で楽しくなるような曲ですよね。
【優】リツカも新EDではメッチャ笑顔で歌ってますからね!(笑)
【静香】三幹部も一緒に踊ってるシーンがあるのも良いですよね。

── 子供向け作品と言うことで、意識されていることはありますか?

【優】それは最初にも言った、クールだけども恐く思われないようにというところですね。あと、現場で子役の子と接する機会が多かったんですが、まずその子達とコミュニケーションを取るようにしてました。TVを見ている子達は、子役の演技に自分と近いものを感じると思うので、それもあって現場で子役の子達に話しかけてリラックスさせるように心がけてました。
【静香】私は、子供がメインターゲットだからみたいな意識はなかったです。タマちゃん自身が子供に受け入れられやすいキャラクターでもあるので。ただ、見てくれている子供はみんなユウマやタツヤたちのように実際にレスキューするカッコイイキャラクターに憧れているんだろうなと思っていたんです。でも36話でご家族で見学に来ていた方がいたんですが、そこで男の子が「タマちゃん!」って言って一生懸命作った折紙をもらったんですね。それでタマちゃんもちゃんと観てもらえているんだと判って、すごく嬉しくて。やっていて良かったと思いましたね。

── この作品で見てもらいたいところはどこでしょうか?

【優】自分たちが今まで撮影をやって来て、徐々にチームワークが固まっていくのが判りました。また番組の中で子供たちに訴えかけていること──ゴミはきちんと分別して捨てようとか、好き嫌いはしないようにしようとか──も大事ですし、私たちが撮影を通して結束していったように、周りの人との結びつきや仲間を大事にして欲しいなと、この作品を通して思ってもらえたら嬉しいです。
【静香】番組の中で訴えかけていることは、つい忘れてしまいそうな気持ちとかもあって、すごく教育的にも良いと思います。だからそういうところを見てもらいたいです。あとレスキューでのチームワーク感とかも番組を通して感じてもらえると良いですね。でもやっぱり一番は、正義を通して戦う姿ですね。何が何でも諦めない姿に感動します。

── ファンの方へメッセージをお願いします

【優】回を増すごとにチームワークも深まり、ドンドン盛り上がっていくのが見ていても分かると思います。そんな風に盛り上がり続ける『レスキューファイアー』を最後まで見ていただけると嬉しいです。
【静香】みんなの戦う姿を見て熱くなって欲しいですし、タマちゃん的にはギャグのところはとことん楽しんで撮影もしているので、そこは笑って見てもらいたいですね。これから終盤に向けて、もっともっとお話は盛り上がっていくので楽しみにしていて下さい。

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