東武動物公園スペシャルステージ
番組は感動の最終回を迎えてしまいましたが、公式サイトはまだまだ更新を続けるということで、今回は3月21日22日に東武動物公園で行われたスペシャルライブステージ(22日2回目のステージ)のレポートをお届けします。
昨年11月に続いての東武動物公園でのステージということもあって、今回のストーリーは前回も話の鍵となった「セブンズダイト」がまたも事件の発端となります。
かつてレスキューフォースによって倒されたネオテーラの首領、マーエンが、セブンズダイトによって蘇り、ジャカエン三幹部と手を組んだ。
さらにマーエンは、セブンズダイトの力を使って、ドンカエンに葬られたジョウカエンを復活させ邪悪なシモベにして、レスキューファイアーに挑戦してきたのだ。
東武動物公園の人々を守るため出場したレスキューファイアーだったが、セブンズダイトで脅すマーエンの要求通り、やむなくレスキューツールを渡して着装を解除。
ファイアースーツを使えずピンチに陥る。さらにファイアー1も倒され、絶体絶命!
そこにレスキューフォースの面々が駆けつけ、そしてジョウカエンも人間を信じる心を取り戻し、倒れたファイアー1に力を与えた!
かくて、レスキューファイアー+レスキューフォースの10人と、ジャカエン&ネオテーラの混成部隊との一大決戦が始まった。
といった筋立てで、タツヤがマーエンから告げられたジョウカエンの死という事実に改めて愕然としたり、それゆえに、ジョウカエンとの戦いに戸惑ったりと、47話48話の二人の関係性をきっちり踏まえた凝った展開をみせます。
クライマックスでは、亡霊のような状態であるはずのジョウカエンが正義の心を取り戻し、ファイアー1に力を与えるという流れも、グッとくるものがありました。
もちろん今回も、ツバサのトランポリンを使ったジャンプやジュンのかかと落とし、ユウマやタツヤのジャカストとの立ち回りなど着装前のバトルアクションもふんだんで、キャストのみなさんの激しいアクションが、客席を大いに沸かせていました。
そして最後のレスキューフォースとの夢の競演では、ファイアー5とR4、ファイアー4とR1マックス、ファイアー3とR3、ファイアー2とR2、ファイアー1XとR5というコンビネーションでジャカエン&ネオテーラを撃退。
お互いに、良い感じの軽口を言い合いながらのバトル──ファイアー4とR1マックスはどちらがより早く正確だったかとか、ファイアー3とR3は互いにクールビューティぶりを競ったりとか──は、見ていて思わずニヤリ。
また今回のある意味スペシャルゲストとも言える、マーエンの相変わらずの無邪気でマイペースな感じ(?)も健在だったり、ネオテーラ三大幹部はちゃんと世界消防庁で現在就労中という設定も使われていて、TV本編とはひと味違う『レスキューフォース』とのコラボ感もバッチリだったのダ~♪
スペシャルゲストといえば、レスキューフォース石黒隊長(岩永洋昭さん)とR4こと白木寿里(長谷川恵美さん)のお二人!
メットオフした状態でラストに登場し、ネオテーラ三大幹部と感動の再会(?)という、ナイスなシーンもありました。
ここで大河・石黒両隊長、寿里やネオテーラ三大幹部も一緒にお馴染みとなった「レスキュー体操」を踊って(二人一組になるところで、ツバサとリツカが手を繋いでいたのがポイント高し!)、歌のゲストであるReyのみなさんが登場。
いつもは前半エンディングテーマの「BURNING HERO」を歌っているのですが、この最終ステージではスカイチームの戦闘シーンテーマ的にも使われていた「Rescue Dream!」を熱唱。
それに合わせて、演奏中にはファイアー4・5もステージで格好良くアクションを決めたり、お馴染みになった素顔の隊員たちの客席への“乱入”といったサービスも☆
オーラスは、5つの青き珠に則ったレスキューファイアー5人の新しい名乗りを披露してステージは終了。
前半・後半合わせて40分前後という、TV2話分に近い大ボリュームだった今回のスペシャルステージ。詰めかけた『レスキュー』シリーズが大好きな子供たちは大満足だったようでした。
ところで、ステージのトーク中に大河隊長から「(最終回後も)まだまだミッションは終わらない」といった旨の発言が──!?
それは、ゴールデンウィークに日産カレスト幕張で行われるスペシャルライブステージのことだったのです!
最後に、当日のキャストコメントは、こちら!