東武動物公園スペシャルステージ
──今回のステージの感想からお願いします
【藤重】じゃあ、一番しゃべりたがっているツバサから行こうか?(一同・笑)
【福山】そんなことないですよ。ここはやっぱり、タツヤさんから。
【久保】えー!(笑)・・・・・・まぁ、晴れて良かったよね~(笑)。
【中村】初日は風が強かったから、お客さんがたくさん来てくれるのか心配もあったんですけど、1回目のステージから凄いたくさんの人が来てくれて。まずそれに感激しました。今回は稽古ももちろんやってきましたけど、ステージが終わる度にみんなでそのステージについての話し合いをして、やりながらもより良いものにしていこうって。そんな風にみんなで協力しあいながら出来たのが良かったです。
【福山】そうだね。今までの中で、一番みんなで意見を出し合いながらやった感じで。フリートーク部分(冒頭やラストでのかけあい)も相談したり。そういう部分が本当に多かったと思います。
【水野】僕は・・・・・・なんだろう。今回は開演したときに、客席側から登場するというのが凄く新鮮で。
【川田】今までは、タツヤが客席側から「みんなー!」って言いながら出てきてたけど。自分たちが客席側から出てくるのは初めてだったからね。
【水野】あと、レスキューフォースとの共演ということで一緒の着装もあったり。大人数だったので緊張もあったけど、良い感じの舞台に出来たんじゃないかと思います。
【川田】うん。10人で着装して名乗りを上げたとき、お客さんは「おお!」って湧いてたし。
【中村】お客さんも凄く元気だったよね。
【川田】今回は前日のリハーサルでも(稽古の時と)変わって、やりながらもさらに変わってという感じで、みんな頑張ったよね。
【久保】だからこそ、反省したりお互いに頑張ったりも出来たよね。僕としては、今回はファイアーとフォースの人たちの、一人一人のアクションが凄くカッコいいなって思って。それに、普通に考えたらR1とファイアー1のコンビになるような気がしたのに、石黒隊長(R5)とファイアー1、ツバサとR1マックスだったり。でも違和感がなくて、さすが大道寺監督(本編アクション監督)!とか思っちゃったり(一同・笑)。あれは凄く興奮する展開でした。またファイアー1が負けそうになって倒れたときに、子供たちが「死なないで!」って大声で声援を送ってくれて、それを聞いて僕、凄く感動しましたよ。やっぱり声援を直接聞けるのっていいなって。そういう子供たちの声援に支えられてるなって、改めて感じて。
【川田】子供たちの声援を聞いて、リツカは凄くはしゃいでました(笑)。
【中村】何回やっても子供たちの声援を聞く度に、感動して鳥肌が立ちますね。今まで頑張ってきて良かったと思うし、これからの力にもなります。
【岩永】前回も僕は出させて頂いて、今回は寿里ちゃんと二人での出演だったので心強かったですね。前回は正直、(フォースのメンバーは)僕一人で心細かった部分もあったんですけど、今回は寿里ちゃんも増えてくれて助かったし、楽しかったよね。
【長谷川】楽しかったですね。
【岩永】僕らの時も、撮影中はヒーローを演じているって言う実感がやっぱりなくて・・・・・・僕だけだったのかも知れないけど。あ、でもみんなも言ってたか。
【長谷川】ええ。(ショーは)本当に子供たちに面と向かうので、声援を生で実感できますからね。
【岩永】だから、子供たちの声を直接聴いて、初めて「オレ達はヒーローを演ってるんだ」って実感できるという、ね。
【長谷川】『レスキューフォース』が終わって、一年が経ったけれどもみんな覚えていてくれて、声援を送ってくれたので、「やって良かった!」って思いました。
【岩永】そう、やって良かったよね。
【藤重】やっぱり、(応援してくれている)子供の顔は良いですよね。それに尽きるというか、それしか残ってないです。
【中村】それと、レスキュー体操をみんなで踊ると、自分も子供になったみたいな純粋な気持ちになれるから、私はいつも楽しく踊ってます。
【久保】レスキュー体操は良いよね。お客さんと一緒に踊るっていうのが、すごく良いなって思ってて。僕らと同じ踊りをまったく同じようにマネして踊ってくれてるのが、凄く感動です。家で一生懸命踊ってくれてるんだろうなって、思えて。練習してくれてる姿とかが目に浮かんできて。
【中村】うんうん!
【川田】そうだね、子供たちは完璧に踊ってるもんね。
【久保】相当練習しないと、出来ないじゃない。そう思うと、可愛いなぁって。
──やりながらも相談して変更を加えていったとのことですが、具体的にはどの辺だったりするのでしょう?
【川田】う~ん。全体的に変わってるんですよ。自分たちが演じている部分(着装前やメットオフ状態)は、毎回ちょっとずつ違ってました。
【久保】毎回同じだとつまらないねって話していて。ただアクションとかは変えられない部分もあるんで、自分たちのフリートークの部分だけでも変えていこうみたいな感じで。
【川田】ここはこうしようとか、次はああしようとか相談しあって。
【福山】それと、僕らの落ち着き具合。隊長たちがいるかいないかの違いも出てくるし。多分、僕ら5人だけだったらグダグダになってる(笑)。隊長がいるから落ち着いてしゃべれるみたいなのもあるよね。
【久保】石黒隊長は、僕らを引っ張っていってくれてた感じでしたよね。
【岩永】僕は正直、目立ってやろう!って思ってましたけど(笑)。そういう悪の心がちょっとありましたけど。
【長谷川】二人で「目立ってやろうね」みたいな話はしてました(笑)。
【藤重】じゃあ、次回はレスキューフォースの逆襲が・・・・・・(笑)。
【岩永】そう、僕らがメインで(笑)。なんて、どっちも「トミカヒーロー」ですから、両方主役ですよ。
──着装前のアクションでの苦労した点などをお聞かせください
【久保】ジュン、アクションを凄く頑張ってたよね。
【水野】はい。じゃあ僕からいきますか?(笑)僕が今回のアクションでテーマにしたのは、できるだけなめらかに進めるようにと言うことでした。今までは、これをやって、あれをやって、みたいに一個一個がバラバラみたいな感じだったんですけど、それが全体を通してなめらかに見えるようにというのを目標にしました。一番苦労したのは、かかと落としでした。なかなか綺麗に高く飛べなくて。背中が丸まったりして。それが大変でした。
【川田】ジュンは、今回印象的な変わったアクションが多かったよね。見ててカッコいいな~、ズルイなぁ~!って(笑)。
【水野】ありがとうございます(笑)。
【川田】今回は(レスキューフォースと)タッグを組んでいるので、僕らもアクションをしている最中に入れ替わったりもしたので、そこでアイコンタクトをしたりとか。
【中村】あと今回、レスキューメガホーンを持ってのアクションで、腕だけでのアクションにならないように、重心を取って動くというのは練習の時から意識しました。
【福山】僕は・・・・・・え~と(思案)。
【水野】二人で天空着装するところとか大変だったですよね?
【福山】そうそう!二人で天空着装って言うのは、アクションをやりながらだったので、お互い手数やタイミングを調整したりして。そこら辺ですね。
【水野】大道寺さんにタイミングを説明したりしてやりましたね。
【久保】ファイアー1のスーツアクターの翁長卓さんが、僕がやり易い立ち回りをつけてくれていて──僕が得意な連携技で。ファイアー1は回転する動きが多いんですが、それをタツヤに合わせて付けてくれていて。だから逆に、初心に戻って重心とか手をしっかり伸ばすとか、基礎的なことを注意しながら演じてました。