世界中で愛され続けているミュージカルを実写映画化した「キャッツ」で、主人公の白猫「ヴィクトリア」の吹き替えを担当した葵わかなさんと、不朽の名曲「メモリー」を歌う「グリザベラ」の吹き替えを担当した高橋あず美さんにインタビューしました。
すでに俳優たちによって演じられたものに合わせて演技をしなくてはいけない吹き替え。「ヴィクトリア」を演じたフランチェスカ・ヘイワードさんの感情の流れを想像するのが難しかったという葵さん。
一方、高橋さんは「メモリー」を歌うにあたって、「グリザベラ」を演じたジェニファー・ハドソンさんの歌を何度も何度も繰り返し聴き込んで、どの部分でどんな歌い方をしているか詳細に歌詞カードに書き出してから、練習したそうです。
お二人が吹き替えの時に驚いたのは、日本語で歌っている自分の口の動きと、英語で歌っている画面の俳優たちの口の動きがシンクロすることが多々あったこと。そういうところまで考えて歌詞が訳されているんですね。
映画『キャッツ』は、ミッドランドスクエア シネマ、TOHOシネマズ赤池ほかで上映中です。