毎週(土)夜10時から
アートを訪ねる旅人=アートトラベラーが作品と出合う美術旅へ!旅人が作品と対峙した時、何を感じ何を語るのか…?モノの見方が変わる!
日本画家下村観山の最高傑作、重要文化財『弱法師』は、如何にして誕生したのか。盲人の主人公が落日を前に何を祈ったのか。千年の美に挑んだ男が残した意外な仕掛けとは?
『弱法師』とは室町時代に作られた能の演目です。観山はそのクライマックスシーンを伝統的日本絵画の技法に西洋画の陰影表現を融合させ描きました。奇妙な形の梅を配し、真っ赤な落日に手を合わせる男の姿。演目には登場しない、あるモチーフを描くアレンジを施して。それは一体何か?
神童と呼ばれた幼少期の圧倒的な画力。留学時に模写したラファエロ・聖母像の完璧。拘りの超細密表現。千年の美に挑んだ観山芸術の“凄技”には思わず手を合わせてしまう!!
アートトラベラー:イッセー尾形
ナレーション:磯村勇斗