テレビ愛知は毎年夏に「世界コスプレサミット」というイベントを開催している。
世界各国から集まったコスプレイヤーが、日本のアニメやマンガのキャラクターに扮して様々なパフォーマンスを繰り広げる。
日本語の台詞をパフォーマンスに取り入れるコスプレイヤーも多いが、中には「うん?」と首を傾げたくなることもある。
ある国の女性コスプレイヤーは相方の男性コスプレイヤーに向かって「あなたは私の叔父様になれない」と言っていた。
どうやら「あなたは私の王子様になれない」と言いたかったらしい。
欧米の人にとっては「おう」と「お」の区別はなかなか難しいようだ。
グアムのホテル街で流れていた日本人向けのコマーシャルのアナウンスでも「ホテルを飛び出して、一緒に楽しもよ」と言っていた。「楽しもうよ」が「楽しもよ」になってしまうのだ。
今回カトマリたちが式を挙げた教会の外国人神父も日本語を交えて式を進めていたが、この「伸ばすべき音が伸ばせない」というミスが随所に見られた。
新婦の旧姓の「加藤」も「カトー」と発音できなかったため、新婦は「カトマリ」と呼ばれることになった。
こんなオフィシャルな場で、普段呼ばれているあだ名で呼ばれてしまったのだ。
何人かの出席者が我慢できず、笑い声をあげた。
また、伸ばすべき音を伸ばさない一方で、伸ばさなくていい音を伸ばしていた。
「この女子と夫婦に」という宣誓の言葉は「この上司とふうふうに」と発音されていた。
ふうふう・・・・お熱い感じやね。