私のスピーチに続いて世界コスプレサミットマレーシア代表選考会が始まった。
シンガポールとマレーシア。
隣り合う国だが、いろいろ違いがあるらしい。
まず民族構成が違う。
シンガポールでは中国系が77%でマレー系が14%なのに対し、マレーシアではマレー系が50%を超え、中国系は23%にとどまる。
ここにマレーシア代表選考会をシンガポールで開催することになった理由がある。
コスプレを楽しんでいるのはシンガポールでもマレーシアでも主に中国系の人たちだ。
マレー系の人たちはあまりコスプレが好きではないらしい。
マレー系の人たちが多数を占めるマレーシアで大々的にコスプレイベントを開くことはあまり好ましくないということで、マレーシアのコスプレイヤーは、わざわざシンガポールまで来て審査を受けているのだ。
そして、ステファニーによると、シンガポール人とマレーシア人で大きく違うのが時間の感覚だそうだ。
コスフェスト2日目が70分も遅れてスタートすることになったのは、マレーシアのコスプレイヤーたちの準備が遅れたからだという。
70分もの間私の心臓に過酷な負担をかけ続けた犯人はマレーシアのコスプレイヤーたちだったのだ。
今年世界コスプレサミット初出場のマレーシア。
どうか日本では時間を守って欲しいものだ。
つづく
最近のコメント