ジェンヌ日和 第5幕
さて1月末2月頭まで怒涛のお知らせラッシュを受け
感情が追いつかない日々を過ごしておりました。
嬉しい発表もあれば(星組・礼真琴さまの全国ツアー)
胸が締め付けられる発表もあり
(月組・美弥るりかさま、星組・紅ゆずるさま、綺咲愛里さまの退団)
やっと...少しずつ...なんとなく感情がおちついてまいりました。ふぅ。
いつか卒業される日が来るのかもしれないと頭のどこかでわかっていても
舞台にいるのが当たり前というか、まだまだ見たい、見られる!と思っていて...
何でしょう。なんだかちょっぴり失恋したような...うーん、つまり
ロスです。(まだ卒業されていないのに苦笑)
言いたいこと、語りたいことがたーっくさん。
でも
新たなステージへ進まれることを決められたジェンヌさんたちの
最後の大切な日まで精いっぱい応援するしかないのだと思う次第です。
長くなってしまいましたが(笑)
今回はその退団にまつわることを...
星組の男役トップスターの紅ゆずるさんと
娘役トップスターの綺咲愛里さんの退団が発表されましたよね。
男役、娘役トップスターコンビをわれわれファンは「夫婦」と呼ぶのですが
夫婦で揃って同時退団する(最後まで添い遂げる)ことを
「添い遂げ退団」というのです。
(こういう独特の言い回しっていろんな世界にありますよね!
調べてみたらおもしろいのかなぁ...)
退団されるタイミングはジェンヌさんそれぞれが決めるものですし
必ずしもトップ2人は添い遂げ退団しなければならない!
というわけではありません。
残ったどちらかが新しくお嫁さん・お婿さんを迎えたときに
(もしかしてこの言い回しも独特!?)
卒業されたパートナーから教えてもらった技術などを共有し
より2人で成長していくというのも宝塚の伝統で、良さなのだと思います。
ただ!添い遂げ退団だと我々ファンはなんだかさみしさの中にもうれしさというか
得も言われぬ感情が生まれるんですよ。
「あぁ、よかったね!」っていう気持ちが、
幼馴染同士で長年付き合ってた友人から結婚します!って報告を
受けたときのような感じに似ているような...(笑)
さらに、退団者は(トップに限らず)退団公演の千秋楽の日は
全身白い格好で楽屋入りされます。
まっさらなジェンヌさんを見ると
「あぁ。ここからまた新たな世界の色に染まっていかれるんだな」と思うのです。
そう、まるで花嫁のウエディングドレスをみているようなキモチ←
幼いころからそういう文化に触れているからなのか、
私もとっても大切な日には、あえて、どこかに白を取り入れるようにしています。
...さすがに全身ではないですけどね(苦笑)
何かよさげな白アイテムを見つけましたらぜひご一報ください。(笑)