月曜日の昼下がり、社員食堂で女性二人(RさんとM)が何やら最近観た映画について語り合っていたテーブルに加わりました。
M「相澤さん、ノーカントリーって映画観てくださいよ」
相澤「どんな映画だっけ?」
M「えーと、殺して・・・・追いかけて・・・・殺して・・・・って感じの映画です」
相澤「!!!そんな映画観たくないよっ!もっと観たくなるような説明してよ」
M「役者さんの演技がよかったです。アカデミー賞の助演男優賞も獲ってます」
相澤「何ていう役者さん?」
Rさん「あんまり有名じゃない人だよね。ナントカナントカっていう・・・・」
相澤「ナントカナントカ!!!フルネームそれじゃわかりませんよ。少しぐらいヒント下さいよ」
Rさん「ナントカ・ナントカっていうのは、上の名前も下の名前も4文字ってことだよ」
相澤「はあ・・・一応ヒントは隠されてたわけね・・・・・」
Rさん「あんまり英語っぽくない名前だった・・・」
M「確か、どっかの人ですよね」
相澤「どっか!!!そりゃ確かにどっかの人だろうよ!」
M「今のどっかは、アメリカ以外のどこかの国という意味です」
相澤「あ、そこにも一応ヒントが隠されてたわけね。でもどっちにしろ正解は二人とも思い出せないんでしょ?」
Rさん&M「アハハハハハ」
相澤「そういう時は話題を変えます。僕ねー、14日の金曜日休みだったので『魔法にかけられて』と『エリザベス・ゴールデンエイジ』2本続けて観ましたよ」
Rさん「どんだけお姫様好きなんだって話だね」
相澤「あ、本当だ!全く無自覚だった。そういえばそうですねー、自分でもビックリ・・・。『魔法にかけられて』はお姫様とか王子様とか出てきちゃう映画だからカップルだらけでしたよ。平日の午後だっていうのに満員。ホワイトデーでしたしね」
M「相澤さんは誰と観に行ったんですか?」
Rさん「シッ!」
M「あっ、こういうこと聞いちゃダメでしたね・・・・・」
相澤「・・・・・・」
あーあ、私のお姫様は一体どこにいるのかしら?
ちなみにナントカ・ナントカという役者さんはスペイン人のバビエル・バルデムでした。なるほど。ナントカ・ナントカと言いたくなる気持ちもわかります