かわりにステージにあがったのは音声マンのY君でした。
「マナさん、カナさん、遊びに行こっ!からの卒業、そして大学もこの春無事ご卒業、おめでとうございます。お二人にこの曲を捧げます」と前置きしてから、尾崎豊さんの「卒業」を熱唱しました。
そりゃタイトルは卒業だけども、この曲ちっともお祝いしてないよね?
すっかりただのカラオケ大会と化したところで、私もマイクを握りました。
広報部・大久保と、マナカナちゃんの持ち歌である「二月のわた雪」をデュエットです。
私がマナちゃん、大久保がカナちゃんという分担です。
ご本人を前にして歌うのは緊張するもんですな。
会場に30分早く入って、パーティーが始まる前に5回もリハーサルしたのに、最初の音から外してしまいました。
それでも、お二人には喜んで頂けたようです。
一緒に歌った大久保は複数の人から「歌うまいね」と言われていました。
私は誰からも誉められませんでしたけど・・・・。
このカラオケ大会には計7組が出場しましたが、厳正な審査の結果、尾崎豊の卒業を歌ったY君が優勝ということになり、マナカナちゃんの等身大パネルをプレゼントされました。
調子に乗ったY君が、ご本人たちが目の前にいるにも関わらず、等身大パネルに抱きつくという狼藉に及んだので「ステイっ!」と一喝してやりました。
つづく