世界13カ国のコスプレイヤーが集い、コスプレNO1を決める世界コスプレサミット、コスプレチャンピオンシップのステージMCを担当しました。
その前に少しでも参加する世界各国のコスプレイヤーとコミュニケーションを取ろうと、本番の2日前に開かれたウエルカムカラオケパーティーに参加し、最初にマイクを握りました。
海外の人たちにも必ずウケる鉄板アニソンといえば「ドラゴンボール」の主題歌♪チャ~ラ、ヘッチャラ~なのですが、私はその一つ前の主題歌、♪手に入れろ、ドラゴンボール・・・・の世代、いや、その曲すら怪しいので、思い切り開き直って「マジンガーZ」を歌ってやりました。♪マジンゴー、マジンゴー、マジンガー・・・・と歌ったところで「エビバディ!」と叫び、参加者たちにも「Z!」と強制的に言わせました。
はた迷惑なノリノリ上司のカラオケって感じですね。
私もいつのまにか課長らしくなってきました。
「地位が人を育てる」ということでしょうか?
その後は海外コスプレイヤーたちが次々にステージに上がってくれました。
日本のアニメソングばっかりです。
知ってる曲だとみんなステージに集合です。
最後はアニメソングではありませんが、みんなで手をつないでWE ARE THE WORLDの大合唱です。
このとき私の隣にはおっさんがいました。
おっさんの私が言うのもなんですが、世界平和のためとはいえ、なぜおっさんと手をつながなくてはいけないんでしょうか?
その向こうにはものすごく可愛いと評判の中国代表の女の子がいたのに。
「次はあの子と手をつなげる」というタイミングに限って曲が終わってしまう、高校の文化祭の後夜祭でのフォークダンスが思い出され、胸がキュンと締め付けられました。
・・・・・・キモイですか?
さていよいよ本番当日です。
今回のイベントで一番悔やんでいる失敗はイタリアチームの大道具のセッティング中に起きました。
予定よりかなりセッティングに手間取っており、裏方さんたちが出たり入ったりラジバンダリしていたのですが、その中に青いレオタードで腰のところに黄色い布を巻いている女性がいたのです。裏方さんなのにコスプレしてるんです。すかさずコメントします。
「イタリアチームは裏方さんも華やかですねー。その衣装はまさかの・・・・」
・・・・・・・・・
「まさかの・・・」のあとでまさかの絶句です。
あの有名なアニメのタイトルが出てきませんでした。
痛恨です。
キャッツアイのコスプレをしていた裏方さんの正体は、2005年のイタリア代表としてチャンピオンに輝いたジョルジアさんでした。
今回は、ステージでは裏方でしたが、8月9日(土)午後1時から放送の特番、「世界コスプレサミット2008 みんなのヒーロー大集合」にリポーター的な役割で出演します。
私が胸をキュンとさせた中国代表チームに密着取材したコーナーもあります。
是非ご覧下さい。