グアム経由のため、グアムの空港でも入国審査などを受けなければならなかった。
グアムの係官は相手が日本人だと結構日本語を使ってくれるのだが、その日本語がちょっとおかしい。
例えばX線検査のときには、50歳くらいのいかつい男性が「くちゅ脱いで」などと言うのだ。
容姿と言葉使いのギャップにちょっと笑ってしまった。
一方、指紋認証のときの30代と思しき女性係官は、いかにも熟女という感じの言葉使いだった。
「右よ~ん」
この色っぽい語尾は、一体どこで身につけたんだろう?
昔流れていた「聚楽よ~ん」というコマーシャルを思い出した。(わかんない人はお父さんに聞いてください)
でもこれは私の誤解だった。
「右よ~ん」というのは「右手の親指以外の4本の指をセンサーに乗せて」、つまり「右4」のことだったのだ。
つづく