
2026年9月29日(火)深夜1時30分放送
名古屋のシンボル「名古屋城」。天守の閉鎖が続く中、バリアフリーや石垣の問題で長い時間が経過し、事業費は増加。完成時期も見えていない。誰のための木造復元なのかに迫る。
2026年9月、愛知県などで開幕するアジア競技大会。世界的なイベントが行われ、名古屋の盛り上がりに期待がかかるも、まちのシンボル・名古屋城の天守は、木造復元事業が進まない影響で長期間閉鎖されたまま。復元事業の壁の1つが、市と障害者団体で議論が続く「バリアフリー問題」。河村前市長時代の差別発言問題を受けて事業は長い間ストップしていた。河村前市長からバトンを受け継いだ広沢市長のもと、2026年、市は説明会を再開。8月には障害者団体へのヒアリングが行われるも、議論は平行線をたどる。さらにバリアフリー以外にも石垣などの問題が残っているほか木造復元に必要な木材の保管などですでに費用がかかっていて、事業費は膨らみ続けている。完成時期も示されず、事業の先行きは不透明。いったい名古屋城の復元は、誰のために、何のために行われるのか。

岡田愛マリー
(テレビ愛知アナウンサー)