テレビ愛知

知恵熱で40℃

名越アナとADのMとカラオケに行った。

 

2人とも20代前半だ。

 

私は若い人たちとカラオケに行ったら、まず最新の曲から歌うことにしている。

 

最初から古い歌ばかり歌っていると「知らない曲ばかり歌いやがって。やっぱ世代の違う人とのカラオケはしんどいな」と思われてしまう恐れがある。

 

最新の曲を何曲が歌ったうえで古い歌を歌えば「相澤さんはたくさん引き出しを持っているのだなあ」と感心してもらえるのだ。

 

今回もまず東京事変の最新アルバムから2曲歌った。

 

そのうえでちょっと、というか結構古めの曲、山下達郎さんの「2000トンの雨」を入れた。

 

・・・時期尚早だったようだ。

 

もう少し新しい曲を何曲か歌ってからにすればよかった。

 

入れたとたん名越アナに「知らなーい」と大笑いされたのだ

 

それにしても、まさか笑われるとは・・・・

 

確かに君らにとっては古過ぎる曲かもしれないが、笑わなくたっていいじゃないか

 

「そんなことも知らないんですか?」と笑われるより「そんなの知らなーい」と笑われるほうが屈辱が大きいんだぞ

 

でも若者たちはそんなこと思いもしないんだよな。

 

くそう。若さってやつは・・・。

 

そんな悔しさを飲み込みつつ歌っていたら名越アナに「相澤さん、山下達郎合ってますねー」と言われ、多少ご機嫌を回復する。

 

「そうだ!私あの曲好きなんです。なーがーくー・・・・ってヤツ

 

それは山下達郎ではなく、オリジナルラブの「接吻」だっ!

 

でも「接吻」も元々持ち歌の一つなので、すかさず選曲&送信!

 

若者のリクエストに答えるという形なので、古い曲だっていいだろう。

 

なーがーくー・・・・と思う様ネットリと歌っていたら、名越アナから「達郎!」という掛け声が飛ぶ。

 

だから達郎じゃないっつーのっ

 

歌い終わると名越アナが「相澤さんの歌い方、米米クラブのあの人っぽいかも。今度は米米歌って下さい」と言い出したので、また若者のリクエストに答えるという形で古い曲を入れる。

 

実は米米クラブもかなり得意としているのだ。

 

「これはある意味理想の展開になっているかも」と一人ほくそ笑む。

 

やがて米米クラブの「シュールダンス」のイントロが流れ始めた。

 

行くぜっ!

 

ってタイミングで名越アナは飲み物を取りに行きました・・・

 

聴く気がないなら歌ってなんて言わないで

 

キィィィィー、ぐやじいー

 

こうなったらアレを出すしかない。

 

今度は若者からリクエストされたわけではないが、徳永英明さんの「レイニー・ブルー」で勝負を賭ける

 

渾身の熱唱。

 

確かな手ごたえがあった。

 

「よかったです。私もバラードが歌いたくなりました」と名越アナ。

 

Mも続く。

 

「そうそう。抑圧されました

 

抑圧

 

触発じゃなくて

 

 

 

生放送の本番中、急にノドがいがらっぽくなりました。

 

自分が映っていないタイミングを見計らって、出来るだけ声を殺して咳払いをしていたら、フロアディレクターさんが私のほうを見て、口の動きで何やら問いかけてきました。

 

本番中なので声を出すわけにはいかないのです。

 

その唇の動きから私が読み取ったのは・・・・・

 

ビール

 

えっ!何で本番中にビール

 

戸惑っている私を見てフロアディレクターさんはさらに右手でコップを持ち上げるジェスチャーを付け加えます。

 

ええーっ、ますますビールっぽい・・・・。

 

確かにいがらっぽいノドを潤すために水分は欲しいところでしたけど、別にビールじゃなくてただの水でいいんですけど・・・・あっ!

 

フロアディレクターさんは「水、いる?みーず」と言っていたのでした。

 

試しに鏡の前にいって、「水」、「いる」、「ビール」と言っている口の形を確認してみて下さい。

 

区別つきませんから!

 

口の動きをわかりやすく見せようと、ゆっくり「みーず」と言っていたのも余計紛らわしかったんですな。

 

でも普通本番中ビールだと思わないか・・・・。

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