高性能ロボットの中身が実はおじいさんだった!という映画「ロボジー」で、そのおじいさんを演じた五十嵐信次郎さん、ロボットオタクの女子学生を演じた吉高由里子さん、秘密がバレないように四苦八苦する家電メーカーの若手社員を演じた濱田岳さん、そして矢口史靖監督にインタビューしました。その模様を紹介します。
名古屋のマスコミ各社のインタビューを次々にこなし、この日のラストのインタビューが私の担当。皆さんかなりお疲れだったと思いますが、矢口監督がメンバーに「皆さん、これが終わればおいしいウナギが待ってます。最後まで頑張りましょー!」と呼びかけて下さいました。
相澤 「ありがとうございます。よろしくお願いします。ではまず五十嵐さんに伺います。ロボットの入り心地はいかがでしたか?」
五十嵐さん 「サイテーですっ!」
矢口監督 「重量が30kg近くあって、着るときはパーツをネジで止めていくので、圧迫感と密閉間が・・・・。頚動脈が特に苦しかったらしくて、時々「苦しい・・・・」というつぶやきが中から聞こえてきました」
五十嵐さん 「ホントに失神しそうになりました」
矢口監督 「天にも昇る気持ちというような・・・・・・・・・すいませんでした・・・・」
相澤 「ロボットのデザインのポイントは?」
矢口監督 「普通の家庭にある家電ぽく見せるってことかな。頭部を炊飯器っぽくするとか、背中に背負ってる部分を湯沸かし器、胸板のところをガスメーターのフタみたいにして、初めて見たのに何か懐かしい・・・・そういうデザインを目指しました」
相澤 「そのロボットに恋する女の子を演じた吉高さんは、ロボットのどんなところに魅力を感じましたか?」
吉高さん 「撮影の途中で、『頭が炊飯器で・・・・』っていうことを教えて頂いて、それまでそんなこと全然わからないぐらい無頓着だったんですけど、だんだんどことなくさみしそうな感じの顔、哀愁といいますか、そういう風に見えてきて・・・・さみしいなと・・・・あれが公開日にはもう取り壊されるかと思うと・・・」
五十嵐さん 「取り壊されないよ・・・・。監督は添い寝したいって」
矢口監督 「さっきさせてもらいました。ロボットがでーんって男みたいに寝ていて、そこに僕が女性みたいにほほを寄せて横でスヤスヤ寝てるって写真を撮りました。・・・・嬉しかったです」
相澤 「吉高さんは添い寝は?」
吉高 「もうちょっと柔らかいほうがいいかな・・・・」
つづく
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