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ここが富良野なワケで

『弟の結婚式ついでに北海道の旅 その2

富良野に行くに当たってまずしなくてはいけないこと、それは「北の国から」の復習だ。数あるシリーズの中から「’98 時代」をレンタルビデオ店で借りた。この作品では妹の蛍が結婚する。弟の結婚式に行く兄として心情的にダブる部分もあるだろう。きっとテンションもあがるに違いない。

ところが、テンションは激しく下がったのだった。どんより重い気持ちになってしまった。だって草太兄ちゃんが死んじゃうんだもの!この作品は以前にも見ており、草太兄ちゃんが死んじゃうことはわかっていたんだけど、改めて見るとその衝撃はあまりにも大きかったワケで・・・。

富良野に到着してからもそんな気持ちを引きずっていた。ホテルのレストランで夕食を食べている時も、北の国からのテーマのオルゴールバージョンが流れてきたりするので、また草太兄ちゃんの顔が浮かぶ。

「北の国からのテーマを作曲するのにどれぐらいの時間がかかったか、ご存知ですか?実はわずか30分なんです。さださんが倉本聡さんにギター一本持ってきてと呼び出されまして、そこで編集が終わったばかりの北の国からの第1話と第2話のVTRを見せられて、その場で作曲したそうです。本当は持って帰ってゆっくり作りたかったそうなんですが、最初の印象で作ってくれと倉本さんに言われて、その場で30分で作り上げたそうなんです」

翌日、北の国からのロケ地をめぐるバスツアーに参加した。バスガイドさんが北の国からにまつわるさまざまな薀蓄を披露してくれた。私は嬉々として聞いていたが、こんな話をしても修学旅行の高校生などはきょとんとしているらしい。北の国からを見たことがないというから仕方がない。喜んでいるのは引率の先生方ばかりだそうだ。修学旅行の行き先を決めるのは先生たちであるから、生徒の興味より自分たちの希望を優先しているということになる。

まず最初に「拾ってきた家」を見て、「丸太小屋」のある麓郷の森を回り、最後に「石の家」に向かう。ここでも北の国からのテーマ曲が流れていた。さださんがCDラジカセで「あ~あ~」言っていた。

「ずっとこの曲かけてるんですか?」入場券売り場のおじさんに聞いてみた。

「はい。ちっともあきませんよ」

愛されている。わずか30分で作られた曲が、こんなにあっちこちで一日中流されているんだから、何という効率の良さだろう。・・・・ちょっと感心の仕方が違いますかね?

石の家といえば、石の風呂が有名だ。この石の風呂に蛇がいた。脇には「この石の風呂には青大将の家族が住み着いています。いじめないで下さい」という看板があった。

「ぶっほっ!」

思わず噴き出した。青大将といえば加山雄三さんの「若大将シリーズ」で田中邦衛さんが演じた役ではないか!田中邦衛さんがいなくなった後の住人が青大将とは何と言う偶然か。でもこんな青大将つながりの面白さは、修学旅行の高校生どころか引率の先生たちにもわからないだろうな。

つづく

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