暑いんである。
このところ夏が来るたび「男だって日傘を差していいんじゃないの」と思う。
夏の紫外線は強烈である。日傘を差したら相当体感温度は違うはずだ。
それなのに、人類は「日傘は女性のもの」という因習から抜け出すことができない。
かつて雨傘もそうだったのをご存知だろうか?
傘は女性が差すものであり、男が傘を差すなんて軟弱きわまりないとされ、男は雨が降るたびズブ濡れになっていたのだ。
初めて雨傘を差したイギリス人男性は好奇の目にさらされたそうだが、彼のおかげで、やがて男性が傘を差すのは普通のことになった。そして、その男性の故郷には「初めて雨傘を差した男」として銅像も立てられたのだ。
キミも銅像になってみないか?「初めて日傘を差した男」として。
一人の勇気が、世の男性たちを厳しい夏の紫外線から解放するのだ。
任せたぞ、そこのキミ!私にはそんな勇気ないんで・・・。