今年もにっぽんど真ん中祭りに「大須笑店街☆21」のメンバーとして参加しました。
どまつりに出るようになってもう7年目になるというのに、本番前はフリを間違えるんじゃないかと不安でいっぱいになります。
そこで今年はフィギュアスケートの浅田真央選手を見習うことにしました。
以前、浅田選手は大会前などに目標を訊かれるとよくこう言っていました。
「ノーミスしたいです」
「ノーミスする」という表現は日本語としてはおかしいです。
「ミスしないようにしたいです」と言うべきです。
でも実はこの「ノーミスする」という言い方に浅田選手の強さの秘密があるんじゃないかとも思うのです。
「ミスしないように・・・」というと、どうしても守りの姿勢になってしまいます。ミスを恐れて萎縮してしまうこともあるでしょう。
「ノーミスする」のように「~する」という言い方の方が、「やってやるぜえ!」という気持ちがこもりやすいんです。
「ノーミスする、ノーミスする」
本番直前、何度も自分に言い聞かせながら、鉢巻を結び直しました。
今年の大須笑店街☆21の衣装は「戦乱」をイメージしていて、陣羽織のような上着の背中と、鉢巻には力強く「大須」の文字が入っています。
キリリと強めに鉢巻をまいて、気合入りまくりの私の顔を見てチームメイトがこう言いました。
「大須の文字が逆さになってるよ」
鉢巻を上下逆に巻いていたのでした。
・・・・踊る前からミスってんじゃん!