2日で7回も海に潜りヘトヘトになってケアンズに戻った。
夕方のケアンズの街では魔女や悪魔の格好をした女の子や、海賊の格好をした若者、マハラジャに扮した夫婦などとすれ違った。
ちょうどハロウィンだったのだ。
大きな通り沿いの一軒のレストランの前で女性店員さんと目があい、そのまま入ってしまう。
・・・はい、そうです。キレイな人だったんです。
席についたところで気がついた。
以前ガイドブックを読んだときに「この店はちょっと高いな。やめておこう」と思っていた店だった。
メニューにはカンガルー、エミュー、クロコダイルなどが並んでいた。
私はローストカンガルーを食べてみることにした。
むむっ!これは・・・・
肉は柔らかいのだけれど、噛み切れず、ひと噛みごとにけものの風味が広がる。
そして何度も咀嚼しているうちに歯の隙間に肉の繊維が挟まっていく。
・・・・ちっともおいしそうな描写ができないけれど、でもまあまあうまかったですよ。
つづく