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ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 その10

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キュランダ到着後、バスでレインフォレストネイチャーパークへ向かった。
パーク内には小さな動物園があり、コアラやカンガルー、ウォンバットなどオーストラリア固有の動物たちを間近に見ることが出来た。
16ドル払えばコアラを抱くこともできたが、一人旅の40男に許される行為ではないと思い、歯を食いしばって断念した。

コアラは有料だが、カンガルーは自由に触ることができた。
園内の芝生の上にはカンガルーが何頭も寝そべっていた。
いかにも眠そうである。
「やる気が感じられない」と憤る観光客もいたが、もともと夜行性なのだから、昼間眠いのはしょうがない。
カンガルーにとっては午前5時のカラオケボックスみたいな状態なのだろう。

広く知られていることだが、カンガルーは、元々は「知らない」という意味の言葉だったという説がある。入植してきた西洋人に「あの動物はなんというのだ?」と訊かれた原住民が「知らない」と答えたのが動物の名前と勘違いされて広まったというのである。

果たして本当だろうか?

その当時はそこらじゅうでみかけたであろうカンガルーの名前を原住民が知らなかったなどということがありえるだろうか?
実は訊ねられた原住民はひねくれ者、あるいは反骨精神の塊のような人で「お前なんかに教えてやるか!」という気持ちで「カンガルー(知らない)」と答えたのではなかろうか。
それが思わぬ形で広まってしまい、原住民たちは困惑し、こんな会話を交わしていたのではなかろうか?

「どうすんだよ!おまえがカンガルー(知らない)なんて言うから広まっちゃったじゃねえか」

カンガルー(知らないよ)」

「どうすんだよ?!」

カンガルー(知らない)って言ってんだろ!」

カンガルー(知らない)で済むか!責任取れよ」

カンガルー!(知るか!)」

「じゃあ、俺だってカンガルー(知らない)」

そこへ西洋人のおエライさんがひょっこり現れるのだ。

「何だ、さっきからお前たちはカンガルー、カンガルーって。そんなにあの動物が好きなのか。ハッハッハ」

こう言われてしまい、とても訂正できなくなってしまったのだ。

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つづく

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「振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない」(寺山修二)
「しゃかりきコロンブス」(光ゲンジ)

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